悪口を忘れる方法:楽しかったことやうれしかったことを思い出す・忙しくする・ポジティブに考える・外に発散する・運動する・仕事に打ち込む・愚痴をこぼす・飲み食いする・旅行に行く・マッサージを受ける・動物で癒やされる・寝る・自己暗示をかける。


悪口を言われたときの対処法としては、無視することが一番です。

しかし人間は無視しようと意識すればするほど、無視できずに返って意識してしまうものです。

不要なファイルを簡単に削除できるパソコンのように、悪口も記憶から簡単に削除できたらいいのですが。

今回は悪口を忘れる方法について考えてみます。

人間の記憶とは

人間の脳にはリミッターが装備されていて、記憶についてもすべてを覚えていられるわけではありません。

最初に、少し人間の記憶について学んでみましょう。

どうでもいいことは忘れる

人間の記憶は長続きしないというのは、学生時代の試験前の経験で十分に理解している人が多いでしょう。

記憶には短期記憶と長期記憶がありますが、一度参考書を読んだくらいの記憶は短期記憶としてすぐに消えてしまいます。

これを長期記憶にすることで試験勉強が実際に役立つことになります。

いろいろとテクニックはあるようですが、基本的には反復することで、長期記憶に切り替えることができます。

反対に悪口などの嫌な記憶を消すためには、短期記憶のままにしておくといいということになります。

しかし、記憶は消えるものではなく、そのほとんどが脳内に残っています。

忘れるというのは記憶をどこにしまったのか、分からなくなることなのです。

嫌な記憶は印象に残りやすい

3日前の夕食に何を食べたかや、昨日すれ違った人の顔などの記憶はすぐに記憶の場所がわからなくなってしまいます。

それはその記憶と関係する事柄がほとんどなく、記憶を閉まった場所にマークを付けていないからと例えることができます。

もちろんこれは筆者の勝手なイメージで、科学的根拠には乏しいことも付け加えておきます。

ところが悪口に関してはその内容に腹が立ったり、悪口を言った人の表情が残っていたり、記憶に付随することが多くあるため、なかなか忘れることができません。

科学的根拠がないとしても経験上、嫌なことは覚えている経験がある人は多いでしょう。

どんな悪口も言い方変えれば誉め言葉になります。

例えば、優柔不断は、思慮深い。

我が儘は、自分に芯が通ってる。

言い方を変えてみて?

そして、思い出すときに、笑顔を作って、思い出してみて?そしたら、段々、大したことないって思えるようになりますよ

悪口を言われたときに忘れる方法を教えてください。5年前に先生から言われた悪口… – Yahoo!知恵袋

時間が解決する

いくら嫌なことが記憶に残りやすくても、いつまでも悪口のことを考え続けているわけにはいきません。

生活していれば他に覚えておかなければいけないことも多いので、悪口もいつかは時間が解決して記憶から消えていくでしょう。

しかし、毎日とはいわなくても時々同じような悪口を聞いていれば、いつまでも記憶から消えないことが考えられます。

なるべく早く記憶から悪口や嫌なことを消す方法を考えてみましょう。

悪口を忘れやすくする方法

悪口を瞬時に忘れる方法はありませんが、なるべく早く忘れるような方法は存在します。

楽しかったことやうれしかったことを思い出す

人は嫌な思い出はいつまでも覚えているものです。

逆に楽しかったことやうれしかったことはすぐに忘れてしまいます。

そこで楽しかったことやうれしかったことをノートに書き留めておきましょう。

そして、悪口を思い出すたびにノートを開いて楽しかったことやうれしかったことを思い出すのです。

悪いことを考えてしまうと負の連鎖でどんどん思い出しますよね。
すごく分かります。
他の方も書いていると思いますが、少しでも楽しいことや嬉しいことを考えましょう。
メモで書き留めるのもお勧めです。(ラインの「keepメモ」おすすめ!)
名付けて!「嬉しかった楽しかったメモ」です
例えば・・・・
・今日のお昼ご飯のカレーがすごく美味しかった
・雨上がりに虹がかかっていて綺麗だった
・久しぶりに○○ちゃんと遊べて楽しかった
・今日も推しが尊い
・今日は朝スッキリ目覚められた
・先生に褒められた

人間って思ったことを「その場きり」にすることが多いらしく、
その時に思う感情って今後に役に立つんです。
ほら、美味しかった店をメモしとけば、またいけるし!
何故かメモをしなくても悪い事を思い出すのは不思議ですね・・・・・。

楽しい事・嬉しい事は思い出せないからメモに残す。
見返したら楽しい事考えれれるようになりますよ!
是非、実践して下さい。

悪口を忘れる方法はないのでしょうか? -私は寝ているときに昔言われた- いじめ・人間関係 | 教えて!goo

忙しくする

たとえば、何かをしようとして台所に行ったのに、何をしようとしていたのか忘れたことはありませんか?

これは台所に向かう途中で他のことを考えたり、何かしたことが原因で目的を忘れてしまうからです。

つまり、短期記憶としてとどまっている間に、いろいろなことを考えたり行動したりすると記憶に影響します。

悪口を聞いた後は、仕事でも趣味でもいいので何かに没頭することで、嫌な記憶でも忘れやすくなります。

ポジティブに考える

普段からネガティブな考え方をしていると、悪口のようなネガティブなことをいつまでも覚えている可能性が高くなります。

反対に普段からポジティブな考え方をしていれば、悪口を言われたとしても、「自分のことが気になってるから悪口を言うんだ」と考えることもできます。

ポジティブに考えれば気にならなくなります。

悪口を忘れる時間も短くなるでしょう。

辛いんですね。

嫌な記憶をいい記憶に代えるカウンセリングみたいなのがあるそうですよ。

けど、自分でできる方法は、前を向く事かな。

私はそれで20年以上背負ったトラウマ消しました。

「忘れる」方法教えて下さい。大人のイジメにあっています。身に覚えの… – Yahoo!知恵袋

外に発散する

言われた悪口を頭の中で考えたり、悪口を言われた理由を考えたりしているといつまでも忘れることはできません。

脳内にとどめておかずに外に向かって発散してみましょう。

信用できる友人に話を聞いてもらったり、紙に言われた悪口を書き出したりしてみると意外に発散できて内にこもりません。

運動する

運動をすることも嫌な悪口を忘れるためには効果があります。

少し汗をかくくらいの運動をすれば、嫌な記憶もストレスもなくなります。

昔から、父親と息子がキャッチボールをしながら、話をすることがよくありますね。

あれもストレスをなくして本音で語るためには絶大な効果があります。

不思議と嫌なことも忘れてしまいます。

ストレス発散で忘れる方法

悪口を忘れる方法としては、悪口を聞いたときのストレスを発散する方法があります。

仕事に打ち込む

悪口の内容を思い出してストレスをため込んでしまう人は、仕事に打ち込むことで悪口を忘れてしまいましょう。

悪口を思い出す暇もなく仕事をしていれば、ストレスをため込むこともなくなる上に、別の意味でメリットがあります。

仕事に打ち込むことで上司からの評価も高くなる可能性も大きくなります。

そうなれば悪口を言った人を見返すこともでき、昇給や昇進につながれば経済的にも潤うことになります。

まさに一石二鳥ですね。

しかし、仕事に打ち込みすぎたことで体調を崩しては元も子もなくなり、むしろ別のストレスを抱えることにもなりかねません。

何事もやり過ぎには注意しましょう。

愚痴をこぼす

親しい友達や家族に悪口の内容を愚痴るだけでも気分が楽になります。

ストレスを抱えてしまう原因は、外に放出しないで内側にため込んでしまうからです。

たとえ根本的に解決しなくても、言葉にして愚痴を言うだけでもストレスの発散になります。

しかしこの方法にも問題点があります。

愚痴を言うあなたのストレスは発散されますが、聞かされる友人や家族は反対にストレスがたまる可能性があります。

友人に愚痴るのであればよほど心を許しあっている友人に限られます。

愚痴ばかり言っていれば愛想を尽かされる可能性もあるので、時には相手の愚痴を聞いてあげることも必要です。

また、友人や家族に迷惑をかけたくないのであれば、言葉ではなく文章にしてストレスを発散する方法もあります。

それは日記を付けることです。

普段から嫌なことがあれば日記を付ける癖を付けておきましょう。

文字にすることでもずいぶん気持ちは楽になるはずです。

飲み食いする

男女ともにアルコールを飲んだり、好きなものを食べたりすることでもストレスの発散ができます。

ただし、これもやり過ぎに注意する必要があります。

ストレスが発散できるほどの飲み食いは、経済的にも体にも良くないことは明らかですね。

ストレスの発散が目的であれば、飲食による発散は一度限りにしておきましょう。

特に飲み過ぎて失敗してしまっては意味がありませんね。

リラックスして忘れる方法

ストレスの発散で悪口を忘れる方法もいいですが、むしろ気分転換やリラックスすることで忘れる方が性に合うという人もいるでしょう。

そんな人には次の方法がおすすめです。

旅行に行く

普段よく旅行に行くという人はもちろんですが、普段は旅行に行くことがないという人には特におすすめな方法が旅行による悪口を忘れる方法です。

人は同じ環境にばかりこもっていると、刺激が少なくなりストレスもため込んでしまう傾向があります。

今まで旅行が好きではなかったという人は、これをきっかけにして旅行をしてみるといいでしょう。

新しい環境に身を置くだけで、人間の脳は刺激を受けることになります。

新しい情報の処理に追われることにもなるので、嫌な悪口のことなどは思い出す暇もなくなることでしょう。

また、同じ旅行に行くのであればリラックス効果も期待できる温泉に行くのもいいでしょう。

新しい環境とリラックス効果の二重効果で、悪口はすっかり忘れてしまいます。

マッサージを受ける

旅行に行くには時間が取れず、お金も心許ないという人にはマッサージがおすすめです。

マッサージを受けることで血行が良くなりリラックスもできます。

悪口のことばかり考えていると、体も動かさないので血流も悪くなっているはずです。

運動することで体をほぐす方法もありますが、プロにマッサージしてもらうことでより効果が期待できます。

動物で癒やされる

動物好きの人は好きな動物で癒やされるという方法もあります。

ペットを飼っていない人でも動物と触れあえるカフェなどがあれば、そこを利用するのもいいでしょう。

また、ネットで動画や画像などを見るだけでも気持ちが癒やされて悪口も忘れてしまいます。

ペットと触れあうことはセラピー効果もあることはすでに証明されています。

アニマルセラピーとも呼ばれていて、認知症の人に対しても効果が確認されているようです。

悪口などの嫌なことを忘れるためには五感を使うことが効果的です。

動物に触れあうときは動物のかわいい仕草を見て、鳴き声を聞き、手で触れて五感をフルに使うことができます。

カフェや触れあえる動物園などはそれほどお金もかからないので、費用対効果も高くなります。

寝る

悪口を忘れるのに効果的なのは、やはりぐっすり眠って忘れることですね。

しかし、悪口が気になってなかなか眠れないという人も多いかもしれません。

まずは、リラックスして眠れる環境を整えましょう。

枕やシーツを新しいもの変えて気分を変えてみたり、睡眠効果の高いアロマを使ってみたりすることも効果があります。

悪口を言われたことで精神的にも疲れているはずなので、環境さえ整えれば十分な睡眠はとれるはずです。

考えすぎるほど記憶には残ってしまうので、悪口のことは考えずにまったく関係ないことを考えながら眠りにつきましょう。

自己暗示をかける

アファメーションという言葉をご存じでしょうか。

自己暗示のひとつでスポーツ選手やセールスマンなどが取り入れている方法です。

やり方自体は難しいものではなく、毎朝自分に対してポジティブな言葉を投げかけるだけです。

これによってポジティブな考え方をすることができ、自分に自信が持てるようになります。

自分に自信が付いてしまえば、多少の悪口には動じなくなります。

そもそもポジティブな性格の人は悪口をそれほど気にしません。

悪口を忘れる方法を試してみるのもいいですが、根本的に自分の性格を変えてみるのも長期的にはいい方法です。

悪口そのものを気にしないポジティブな性格になるのです。

アファメーションは朝起きて間もない時に、ポジティブな言葉を繰り返して言います。

半分眠っている時間に行うことで暗示がかかりやすくなるからです。

このときの言葉は希望的な言葉ではなく、断定的な言葉を使うことが大切です。

つまり「~をしたい」ではなく「~はできる」「~をしている」と言う表現が望ましい。

アファメーションは毎日繰り返すことが重要なので、効果が出るまで続けるつもりで頑張ってみましょう。

いつの間にか悪口は気にならなくなっているはずです。

まとめ

悪口に限らず嫌なことはなかなか忘れることができず困った経験は誰にでもあるでしょう。

今回の悪口を忘れる方法を一度試してみましょう。

うまくいけば、これからはストレスなく暮らせるかもしれませんね。

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