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口唇欲求


更新日:Tuesday, 07-Mar-2023 02:34:36 JST

 

口唇欲求とは

口唇欲求とは、心理学者のフロイトが構築した発達段階理論の中で最初の段階である「口唇期」で形成される性格に基づく欲求のことを言います。

フロイトはあらゆる行動の原動力を性衝動に求め、このエネルギーをリビドーと呼びました。

さらにフロイトは人間の成長段階を以下の5つの段階に分け、各段階での欲求が充足されない場合(固着した)場合に各段階での性格が大人になっても残ると考えました。

更新期は生後1ヶ月半までの年齢で食物を噛む行動、ミルクを飲む行動と結びついて、口唇・口腔が敏感となる時期です。

この時期は母親から抱きしめられて授乳しますが、これが不足した場合に口唇期性格が形成されます。

この性格はいわゆる甘えん坊の性格で、多弁や食い道楽、喫煙といった口唇欲求を満たそうとする性格です。

 

 

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