グルーエン効果

グルーエン効果とは、脳が混乱するほど人はものを購入してしまうという心理効果です。

具体的には大型ショッピングセンターのような広い場所を歩いていると、迷路の中を歩いている錯覚に陥ってしまい脳が混乱状態になります。

そんな状態になると人は衝動買いをしたくなってしまうという心理が、グルーエン効果です。

グルーエン効果の由来となったのは、オーストラリア生まれの建築家グルーエンです。

グルーエンの実験

グルーエンは1956年にミネアポリスのサウスデール・ショッピングセンターを手がけたとき、買い物客の購買意欲を高めさせるためにさまざまな仕掛けを施しました。

たとえば、ショッピングセンターの中央には、魚が泳ぐ池や樹木で緑を足すなど本来はショッピングセンターないものを色鮮やかに配置しました。

熱帯の鳥を観賞できる巨大な鳥かごなども設置したようです。

このように売場以外のスペースに力を入れたショッピングセンターは、世界的な注目をあびグルーエン効果も有名になりました。

ショッピングセンターそのものがグルーエン効果を証明する実験だったと言えるでしょう。

グルーエン効果の実例

家具を販売するIKEAは、店舗内に順路が決められていて顧客は複雑な順路に従って店内を巡ることになります。

順路は真っ直ぐではないので、歩いているうちに買う予定でない商品も目につくように配置されていて、衝動買いをしてしまう可能性が高くなるのです。

IKEAがあえて順路を設定しているのは以下の理由があります。

    • 目的の商品売場に最短で向かわせない
    • 滞在時間を延ばして目的以外の商品も目に触れさせる

上記がグルーエン効果を発生させる原因であり、グルーエン効果を応用できる店舗づくりの基本と言えるでしょう。