暗闇効果

暗闇効果とは、アメリカの心理学者ケネス・J・ガーゲン行った実験から提唱された心理効果です。

暗闇効果の内容は、暗闇の中では不安感や一体感を感じやすいことから、人は親密になりやすいという心理効果です。

一般的には薄暗い場所、たとえばプラネタリウムなどでデートをすれば、親密な関係になれると解釈されていますが、ガーゲンの実験とは状況が異なります。

暗闇効果の実験

ガーゲンが行った実験は下記のとおりです。

初めて会う男女6人のグループを2つ作り、明るい部屋と暗い部屋に分けてその後どうなるかを調べました。

明るい部屋のグループは、ある程度の距離をとり、自己紹介や当たり障りのない会話をしていました。

これに対して暗い部屋のグループは、お互いの存在を確かめ合うために近づいたり寄り添ったりしました。

この実験で暗い部屋というのは真っ暗闇であって、目が慣れたとしても全く何も見えない状況です。

したがって少し薄暗い程度の場所に行ったとしても、暗闇効果を得ることができない点に注意が必要です。