ベン・フランクリン効果

ベン・フランクリン効果とは、人は簡単なお願い事を聞くだけで相手に好感を持つという法則です。

ベンジャミン・フランクリン効果やフランクリン効果とも呼ばれています。

ベン・フランクリンは避雷針を発明した発明家ですが、同時に政治家でもありました。

フランクリンは自分に敵対的な政敵の賛同を得るために、その政敵に私物の本を借りるなど簡単なお願い事をしています。

そのお願い事が承諾されることでフランクリンに好意的になった政敵が増えたと言われています。

これは心理学の認知的不協和で説明することができます。

認知的不協和とベン・フランクリン効果

認知的不協和とは、人が自分の心情と異なる行動をしてしまったときに感じる不快感のことを言います。

人は認知的不協和を感じた感じたときに、それを修正するための行動をします。

ベン・フランクリン効果では政敵は嫌っているはずのフランクリンに対して、本を貸し出すという本来好意を持った相手にする行動をしてしまいました。

そのため、認知的不協和を感じてしまい、それを修正するためにフランクリンに好意を抱くことになったのです。

つまり、自分を嫌っている人に好意を抱かせるためには、相手に簡単なお願い事をしてみることが効果的となります。

うまく承諾してもらえれば、認知的不協和を解消するために自分に好意を抱いてもらうことも可能になります。

日常生活で今まで馬が合わないと思っていた人がふとしたきっかけで、意外にいい人だと思うことがあります。

このときに認知的不協和が関係している可能性が高いでしょう。