エンメルトの法則

エンメルトの法則とは、残像は目と投影する面との距離に比例して大きく見えるという法則です。

人は物を見るとき、その物体の反射した光を網膜に感知して脳に刺激として送っています。

その物体から目を離しても網膜や脳の刺激が一定時間残るため、残像が見えると言われています。
    
たとえば、蛍光灯は実際には1秒間に120回ほど点滅していますが、点滅しているとわからないのは残像が残るからです。

晴れた日に外で自分の影を瞬きせずに10秒見つめて空を見ると影の残像が投影されます。

その大きさと近くの壁に投影した残像の大きさを比較すると、エンメルトの法則を実感することができます。

エンメルトの法則には以下の2通りの解釈があります。

    • 残像の客観的な大きさが距離に比例する
    • 残像の主観的な大きさが距離に比例する

前者は光学的な見方で、後者は心理学的な見方となります。