オノマトペ効果

オノマトペ効果とは、マーケティング業界で商品をアピールするためにオノマトペを使うことで、商品イメージを的確に伝えることができ購買につながる効果をもたらすことです。

オノマトペは擬音語や擬態語のことで、以下のオノマトペがあります。

◆食品の特性を表すときによく使われるオノマトペ
・ふっくら
・もちもち
・カリカリ
・とろとろ
・ふわとろ

このオノマトペは日本語にも英語にもありますが、その数は日本語のオノマトペのほうが多いと言われています。

日本語にオノマトペが多い理由

オノマトペは英語では擬音語を意味します。

つまり鶏の鳴き声など実際に存在する音を言葉として表現しているのが擬音語です。

しかし、オノマトペ効果で使われているのはほとんどが擬態語と呼ばれるもので、英語では「mimetic words」と呼ばれていて、「onomatopoeia words(擬音語)」とは全く違うものです。

しかも、英語の擬態語は日常会話ではほとんど使われない特殊な言葉ですが、日本語の擬態語は二条会話でもよく使われている特徴があります。

実は擬音語だけで考えると英語のほうが数は多いのですが、オノマトペを擬態語として考えると日本語のほうが圧倒的に数は多くなります。

それではなぜ日本語に擬態語が多く存在するのかというと、日本語には英語に比べて動詞の数が少ないからと言われています。

英語のオノマトペは様態動詞と言われる単語一つで表現されることがほとんどです。

英語にはそうした同士が豊富にありますが、日本語の動詞は数が少ないので、オノマトペで補填してニュアンスを伝えようとしていると考えられます。

たとえば笑いを表現する英語には以下の種類があります。

    • laugh=声を出して笑う
    • smile=微笑する、
    • chuckle=ほくそ笑む
    • giggle=くすくす笑う
    • grin=ニヤリとする
    • simper=間が抜けた感じでニヤニヤする
    • guffaw=ばか笑いをする

これに対して日本度には笑う、微笑むくらいしかないため、以下のオノマトペで補填します。

    • ゲラゲラ
    • ケラケラ
    • クスクス
    • ニヤリ
    • ニタニタ
    • ヘラヘラ
    • ガハハ

これらのオノマトペによって英語と同じくらいの表現ができるのです。

オノマトペのマーケティング運用

日本語のオノマトペはマーケティングでも頻繁に活用されています。

たとえば、食品の柔らかさを表現したい場合に「ふっくらと焼き上げたパン」「フカフカのおまんじゅう」といった表現を見かけたことがあるでしょう。

ふつうに「柔らかいパン」と表現するよりも、オノマトペを使ったほうがずっと美味しそうに思えます。

オノマトペの中でも擬態語が豊富にある日本語を活用すれば、競合相手よりも消費者を惹きつけることも可能になります。