更新日:Tuesday, 07-Mar-2023 02:34:38 JST
共感力とは
共感力とは、他人の考えや意見に同意してそのとおりだと感じることや、他人の感情をくみ取り気持ちに寄り添うことができたりする能力のことです。
共感力はコミュニケーションにおいて重要な役割を果たす能力で、共感力が高い人ほどコミュニケーション能力も高くなる傾向があります。
共感力がある人とない人の特徴
共感力が高い人には以下の特徴があります。
他人への関心が高い
共感力がある人は、自分だけでなく周囲の人たちへの関心が高く観察をよくしています。
さらにその人の言動についてなぜそのような考え方や行動をしているのかを深く考えることができます。
聞き上手
共感力が高い人は聞き上手なだけでなく、相手の話に耳を傾けて内容を理解しようとします。
相手の話を遮ったり、先走って自分の話をしたりということはしません。
経験豊富
共感力が高い人ほど経験が豊富で、楽しいことだけでなくつらいことや苦しいことも経験しているので、他人の苦しみやつらさも理解することができます。
一方で共感力がない人の特徴は下記のとおりです。
他人への関心が薄い
共感力が低い人は自分が中心で他者への関心がそれほどありません。そのため、他者に共感できるほど他者の気持ちを理解することができないため共感力が低いのです。
相手の話に集中できない
共感力が低い人は、話を聴いているときでも心の中では相手の意見や主張に異議を唱えたり、なぜそんな意見になるのかを考えたりします。
そのため相手に共感するどころか理解しようとする気持ちさえないことが多いのです。
共感力を高める方法
他人への共感力を高くすることで、コミュニケーションもスムーズになり、相手の気持ちに寄り添った付き合い方ができるようになります。
共感力を高めるためにはまず、他者に興味を持つ、広く言えば人間に興味を持つことが必要です。
人はそれぞれ違った考えを持っているということを前提に、他人に興味を持つことができれば自分と違った考え方や意見にも耳を傾けることができます。
そこが人に共感できる第一歩といえるでしょう。
また、共感力を高めるためには相手の気持ちや考えを理解できるようになる必要があります。
そのためには、現実ではなくても映画やドラマ、小説などに触れて主人公の気持ちをくみ取る訓練をしてみましょう。
より現実に近いストーリーの主人公の気持ちがわかるようになれば、現実でも共感できるはずです。
次に、周囲の人に対して共感力を高めるためには、あえて苦手な人や馬が合わない人と話をしてみることも大切です。
苦手な人というのは自分と考え方が違う人が多いから苦手になります。
苦手な人となすことで自分との考え方の違いもわかるようになるので、共感力を高めることにもつながります。