エルダー制度

エルダー制度とはOJT研修に取り入れられている制度で、新入社員ひとりにつき先輩社員(エルダー)をひとり付けて指導する制度です。

OJTはOn-the-Job Trainingの略称で、仕事をしながら業務知識を身につける方法です。

なお、エルダーには年上という意味がありますが、他にも「OJTリーダー制度」「ブラザー制度」「シスター制度」と呼ぶ場合があります。

エルダー制度のメリット・デメリット

エルダー制度には以下のメリットとデメリットがあります。

◆エルダー制度のメリット
    • 会社に溶け込みやすい
    • エルダーのマネジメントも向上する
    • 部署間のコミュニケーションが活発になる

エルダー制度のメリットは、実際に仕事をしながら研修をするので、新入社員にとっては必然的に先輩と接することができるので自然に会社になじむことができる点です。

また、指導する立場のエルダーも、普段は仕事が忙しくて学べないマネジメントの知識も、実践で学ぶことができます。

エルダーは当然同じ部署の先輩社員になりますが、エルダー同士で指導方法を話し合う場を設ければ、普段は接することがない他部署の人とも話し合いができるので、部署間の交流にもつながります。

◆エルダー制度のデメリット
    • エルダーの負担が大きい
エルダーは専門に指導するわけではないので、自分の仕事もこなしながら指導することになります。

そのため、エルダーは自分の仕事時間に加えて指導する時間もあるので個人的な負担が大きくなります。

一定量の仕事を他の社員に振り分けるなどの配慮が必要です。

    • 相性が悪いと効果が薄くなる
人間関係にはどうしても相性がつきまといます。

つまり新入社員とエルダーの間で相性が悪い、馬が合わないと言うことも考えられます。

こうした相性のいい悪いは感覚的なものなので、修正も難しく関係がギクシャクする可能性があります。

そんなときは素直に上司に相談して交代を進言してみましょう。