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クッション言葉


更新日:Tuesday, 07-Mar-2023 02:34:38 JST

 

クッション言葉とは

クッション言葉とは、そのまま伝えてしまうと不快感を与えてしまうときなどに、前置きとして使う緩衝材の役割をする言葉のことです。

短歌になぞらえてビジネス枕詞と呼ばれることもあります。

クッション言葉を使う場面

クッション言葉を使うと効果的な場面は以下のとおりです。

お願いや依頼をするとき

特に目上の人にお願い事や仕事の依頼をする場合は、相手が多忙であることを考慮してクッション言葉を使うと効果的です。

  • 「お忙しい中恐れ入りますが」
  • 「お手数をおかけしますが」

断りを入れるとき

目上の人からの誘いを断るときなどは、相手が気分を害さないようにクッション言葉を使います。

  • 「誠に申し訳ございませんが」
  • 「せっかくのご厚意ですが」

また、最後に「またの機会がありましたらよろしくお願いいたします」と添えるのも効果的です。

申し出やものを尋ねるとき

相手に申し出をするときはそれを相手が望んでいるかわからないがほとんどです。また、人のものを尋ねるときも失礼のないようにクッション言葉を入れることでスムーズになります。

  • 「もしよろしければ」
  • 「差し支えなければ」

上記は相手が断る余地を残していますが、確実に申し出を受け入れて欲しい場合は以下を使います。

  • 「恐れ入りますが」
  • 「恐縮ですが」

反論するとき

ビジネスの場では相手が上司や取引先でも、はっきりと反論しなければいけない場面があります。
そんなときは特にクッション言葉が効果を発揮します。

  • 「申し上げにくいのですが」
  • 「出過ぎたことを申しますが」

 

 

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