ドレス効果

ドレス効果とは、人は相手が着ている服装によって、相手からのお願いや頼み事を聞くかどうか、相手を信用するかを決めているという心理効果です。

また、自分自身も服装によって行動が変わるという効果もあり、服装だけでなく乗っている車の種類によっても運転の仕方が違ってしまいます。

スポーツタイプの車に乗ると普段はスピードを出さない人も、スピードを出してしまうのもドレス効果と言えます。

ドレス効果の実験

相手の服装によって態度が変わることがあるかという実験がありました。

実験では歩行者150名に対して以下のお願いをしました。

「あの人に1ダイム(10円程度)あげてくれないか?僕は手持ちがないんだ」と言われたときに、以下の服装でそれぞれ承諾する割合が異なりました。

・消防士の制服 82%
・スーツ姿 50%
・みすぼらしい姿 44%

明らかに公務員とわかる服装での承諾率が高くなりました。

また、動物園での実験では柵から離れるように注意した場合、服装で違いがあるかを調査しています。

その結果、飼育員に言われた場合は58%が柵から離れましたが、私服の人に注意された場合は35%にとどまっています。

やはり、相手のことをよく知らない状況では、人は外見、特に服装によって信用できるかどうかを判断しているということが実験によって証明されました。