更新日:Tuesday, 07-Mar-2023 02:35:08 JST
リフレーミングとは
リフレーミングとは、物事を見る枠組み(フレーム)を違う枠組みにして見直すことを言います。
たとえば、コップに水が半分ある状態を「半分しかない」と考えると、喉の渇きが早くなると言われていますが、「半分もある」と考え方を変えることで、喉の渇きを抑えることができます。
このように物事をポジティブな枠組みで考えることで、日常生活やビジネスでも成功する可能性を高めることができます。
リフレーミングの種類
リフレーミングには以下の2つの種類があります。
状況のフレーミング
状況を変えることで問題を解決することを状況のリフレーミングと言います。
たとえば、仕事の能力は高いけれども協調性がなく、同僚との折り合いが悪い部下がいたとします。
共同作業というフレームを単独作業に変えることで、協調性は必要なくなりその部下の能力を最大限に生かすことができます。
内容のフレーミング
内容のリフレーミングは別名意味のリフレーミングとも呼ばれているように、失敗やミスだと思われるようなことでも、その意味を見直すことでポジティブに変換することを言います。
たとえば、人事評価が悪かった場合は評価した上司が悪いと考えてしまいがちですが、自分にも不足しているという点を認識してリフレーミングをすることで、落ち込まずに次のステップに進んでいけるようになります。
リフレーミングのやり方
リフレーミングのやり方としては、フレームを変えるというと難しく聞こえますが、言葉の解釈を変えてみることからはじめてみましょう。
たとえば、自分が優柔不断な性格で、物事をすぐに決めることができない性格をリフレーミングするとします。
優柔不断と表現するとネガティブなイメージになりますが、これを慎重に考えてから行動するという意味に変えてみましょう。
また、優柔不断と反対の状態を考えてみるの効果的です。思いついたら即座に行動する人は優柔不断とは正反対ですが、リスクが高く失敗する可能性も高いと考えられます。
そう考えると優柔不断な性格でも慎重でリスクマネジメントができる性格だと考えることができ、ポジティブに行動することが可能です。