ウェスターマーク効果

ウェスターマーク効果とは、幼少期から同一の生活環境で育った相手に対しては、成長してから性的対象になる事は少なくなるとする仮説的な心理現象です。

ウェスターマーク効果は、19世紀にフィンランドの哲学者・社会学者であるエドワード・ウェスターマークが、1891年の著書で提唱しました。

ウェスターマークはこの仮説の原因を、生来近親者に対する性交に関して嫌悪感を抱いているためとしましたが、フロイトは以下のように反論しています。

「生来、近親相姦を避ける傾向が備わっているなら、なぜタブー視して抑制する必要があるのか」

フロイト以外からも批判があったせいか、その後ウェスターマークの仮説は人類学者からは無視されるようになりました。

そのため、検証も実証も行われていないため、仮説と呼ばれています。