エスカレーター効果

エスカレーター効果とは、普段当然のことや常識だと思っていたことが、そうではなくなったときに感じる違和感のことです。

ふだん、わたしたちはエスカレーターを利用するときはエスカレーターが動くことが当たり前だと思っています。

しかし、故障などで動かなくなったエスカレーターを歩くときに、足が重くなったような違和感を思えることがあります。

脳はエスカレーターが動くものと認識していて、それに対応した動きをしていますが、動かなくなってもすぐには修正できずに違和感が残ってしまいます。

これが、エスカレーター効果が発生する理由です。

エスカレーター効果のビジネス応用

エスカレーター効果の違和感は印象として強く残るので、これを利用してビジネスに結びつけることができます。

つまりエスカレーター効果の違和感を意図的に発生させることで、会社や商品への印象を抑止とするのです。

それには常識だと思っていたことをあえて覆す必要があります。

一般的に営業やセールス、広い意味でサービスや商品を提供する企業は、商品やサービスを売ったり利用してもらったりすることが第一の目的です。

そのため、「この商品はおすすめしません」といったトークをすると、消費者の常識を覆すことができます。

そして、おすすめしない理由や代わりにおすすめする商品の説明をきちんとすることで、その会社やセールスマンに対する信頼が高くなります。

さらに常識を覆されたことで印象も強く残っているので、リピーターになる可能性も高くなります。

ただし、常識を覆すことと、非常識なことはまったく違うので間違えないようにしましょう。