エゴグラム

エゴグラムとは、心理学者エリック・バーン の交流分析における自我状態をもとに、弟子であるジョン・M・デュセイが考案した性格診断法です。

バーンは自我状態をP(親)、A(大人)、C(子ども)の3つとしましたが、デュセイはそれをさらに5つに分けて性格診断法としてのエゴグラムを完成しました。

エゴグラムの5つの分類

バーンの分類では、P(Parent親)、A(Adult大人)、C(Child子供)の3つがベースとなっていますが、エゴグラムでは性格診断をさらに以下の5つに分類しています。

    1. CP(Critical Parent厳しい親)
    2. NP(Nurturing Parent優しい親)
    3. A(Adult大人)
    4. FC(Free Child自由奔放な子供)
    5. AC(Adapted Child従順な子供)

エゴグラムでは性格診断を行い上記の性格にそれぞれ点数が付与され、どの性格の傾向があるかで正確を判断します。

各性格が意味するのは以下のとおりです。

    • CP……いわゆる父親度(理念力)を表し、この点数が高いとリーダーシップ的な性格と強い正義感をもち、批判的な態度で人に接する傾向があります。
    • NP……母親度(支援力)を表し、面倒見のよい性格で、親切で思いやりが深く、温かみのある、許容的、保護的な態度で人に接する傾向があります。
    • A……大人の度合い(論理力)を表しています。この点数が高いと理性的な性格で判断力にすぐれ、落ち着きと自信があり、客観的事実を重視し、自分の感情もよくコントロールできます。
    • FC……天真爛漫な子供を意味し、この点数が高い人はのびのびとした性格で、感情表現が自由、高い創造力をもち、健康的で活力にあふれています。
    • AC……従順な子供、いわゆるいい子を意味します。この点数が高い人は、優等生的な性格で、従順で協調性が高く、受身的で、行儀よくふるまう傾向があります。