アイコンタクトの原理

アイコンタクトは心理学用語としては「視線の交錯」と呼ばれていて、以下の意味があります。

  • 二者間で互いに相手の目に意識的な視線を向け見つめ合う状態
  • 相手との積極的な関与をしめす

アイコンタクトは日常会話でも使うことがある言葉で、言葉を使わないコミュニケーションのひとつとして捉えられています。

スポーツなどでは味方に合図をするのに言葉を使ってしまうと、相手チームに悟られてしまいます。

そのためサッカーなどの団体競技ではアイコンタクトで意思の疎通を図ることはよく行われています。

しかし、一般的な日常会話でもアイコンタクトは重要な役割を果たすことができます。

アイコンタクトの活用

コミュニケーションには言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションがありますが、アイコンタクトはもちろん非言語コミュニケーションに含まれます。

ある調査によると好感をもたらす非言語コミュニケーションとしての第1位は笑顔でしたが、それに次いで目の表情が2位となっています。

また、視線よって相手にどのような印象をもたらす結果を与えるかという調査では、適度な長さで顔周辺を見た場合に自信がある、責任感が強いという印象を与えるという結果となっています。

反対に相手に対する視線が短く下ばかり見ていると、自信がなく、弱い、無責任感といった印象を与えます。

つまり、相手の目の付近を見てアイコンタクトを取ることによって、相手に良い印象を与えることができるのです。

特に初対面で好印象を与えるためにはアイコンタクトは重要なポイントとなります。

アイコンタクトの上手なやり方

アイコンタクトは重要ですが、あまり相手を長い間見つめることは、特に日本では失礼なこととされる場合があります。

そこで相手に対して失礼のない範囲でのアイコンタクトが必要になります。

アイコンタクトをする場合は以下の点に気を付けましょう。

相手の正面に向かわず左右に少しずれる

相手に対面して座るときはあまり真正面だと目のやり場に困ってしまうことがあります。

この場合は5センチ程度でいいので左右に少しずれて座りましょう。

目の周辺を見る

「相手の目を見て話しなさい」とよく言われますが、まともに目を見て話をすると威嚇しているように相手が感じることもあります。

相手との距離がある場合は鼻やおでこを見てもいいですが、近い場合は鼻を見ているということがわかられてしまうこともあります。

その場合は目と目の間を見るようにすれば大丈夫です。

目線を時々外す

相手の目の付近をずっと見つめたままでいると、自分も疲れるし相手もプレッシャーを感じてしまいます。

そこで程度に目線を外すことも必要です。このときに目線を横に外してしまうと、相手は否定されたと感じることがあるので、目線は必ず縦に外しましょう。

アイコンタクトの割合は50%を目安に

会話の中でどれくらいアイコンタクトをしたらいいのかというのは気になるところですが、割合としては半分くらいで十分だと考えましょう。それ以上だと相手にプレッシャーを与え、それ以下でも印象を悪くしてしまいます。

アイコンタクトの時間は1秒が限度

相手の目を見つめる時間は1秒が限度と考えておきましょう、2秒以上になってしまうと好感度は大幅に減少するというデータもあるので気を付けましょう。

アイコンタクトのタイミング

会話の中でいつアイコンタクトをするのかというタイミングは、自分が話すときよりも相手の話を聞いているときに比重を置きましょう。

むしろ自分が話すときは、それほどアイコンタクトが必要ありません。重要なことを伝えたいときにアイコンタクトをするので十分です