パパゲーノ効果

パパゲーノ効果とは、自殺を考えた人がそれを乗り越えたエピソードや、逆境のときの対処方法をマスメディアが報道することで自殺の件数が減る効果のことです。

パパゲーノ効果は2010年にオーストリアの医学部准教授トーマス・ニーダークロテンターラーの論文によって効果が提唱されています。

パパゲーノ効果はモーツァルトの歌劇「魔笛」の主要人物のひとりパパゲーノに由来しています。

パパゲーノは劇中で自殺を決意しますが、その後自殺を思いとどまったというストーリーです。

パパゲーノ効果と反対に自殺を助長してしまう効果を、「ウェルテル効果」と呼んでいますが、これは著名人の自殺報道によって自殺の件数が増加する効果のことです。

自殺に関する研究としてはパパゲーノ効果よりもウェルテル効果のほうが進んでいて、パパゲーノ効果が機能するかどうかの証明はできていないのが現実です。