パンスペルミア仮説

パンスペルミア仮説とは、地球上の生命の起源は宇宙からの生命のもとが地球に到達したからだという仮説です。

この仮説はエジプト古王国(紀元前27~22年)から信仰の一つとして存在していて「生命の起源は、天上の世界からまかれた種」と言われていました。

パンスペルミア仮説の科学的な先駆者は「生命の種」を語ったギリシャの哲学者アナクサゴラスと言われています。

しかし、アリストテレスが「自然発生説」を唱えて広く認知されたため、アナクサゴラスの思想は長い間埋もれてしまいました。

また、パンスペルミア仮説はキリスト教の万物想像の思想から外れていることもあり、19世紀になるまでヨーロッパでは受け入れられていませんでした。

19世紀にはダーウィンやパスツールの影響もあり、生命の起源に対する科学者の関心も高くなり、パンスペルミア仮説にも注目が集まりました。

パンスペルミアは本来「不均一な物質の、雑然とした寄せ集め」という意味のギリシャ語でしたが、1949年には「地球上の生命は、他の惑星から来た種子によって始まった、とする理論」として百科事典に掲載されています。