更新日:Tuesday, 07-Mar-2023 02:34:37 JST
時間割引とは
時間割引とは、遠い将来の出来事ほど価値を低く見積もってしまう心理のことを言います。
つまり目の前の些細なことが遠い将来の大切なことよりも重要だと思ってしまうので、期限のある作業などを先送りにしてしまうことになります。
もっとも典型的な例は夏休みの宿題で、明確に締め切りが決まっていて毎日少しずつでもやっておけばたいした負担にはなりませんが、毎日の遊びなどの価値を高く感じるため最終日まで手を付けないこともあります。
もちろん子供だけでなく大人になってもそれほど変わることはなく、締め切りが先の仕事やダイエットなども先延ばしにしてしまう人は少なくありません。
時間割引を避ける方法
時間割引を避ける方法としては習慣化できるものは習慣化してしまうことです。
日常生活で習慣化していることを考えてみると、結構面倒なことも含まれていますが、一度習慣となってしまうと行動するのに決断する必要がなくなります。
決断しなくてはいけないことで、すぐにやらなくてもいいことは、たいてい先送りにしてしまいます。
会社の仕事でも毎日やらなくてはいけない作業などは、習慣化することで時間割引を避けることができます。
また。締め切りのある作業はどうしても締め切りまで引き延ばす傾向があるので、仕事を細かいタスクに分けて締め切りを前倒しにする方法があります。
つまり自分で締め切りを作るのですが、注意することはその締め切りに間に合わなかったときにもペナルティを設定することです。
もしくは周囲の人に締め切りを周知させる方法でも良いでしょう。
本来の締め切りを守らないと大変だと考えるのは、それが大きなペナルティを伴うからです。
自分の設定した締め切りにもある程度のペナルティを設定しましょう。