心理会計

心理会計とは、心理学ではなく行動経済学の用語で、同じ金額のお金でも使う目的や稼いだ方法によって、重要度が違うことを言います。

たとえば、仕事で稼いだ100万円よりも、ギャンブルで儲けた100万円を浪費してしまうのが心理会計です。

本来は100万円という価値は稼いだ方法によって左右されるものではありませんが、働いて稼いだお金のほうを価値があると人は判断します。

つまり、人は必ずしも合理的な判断をしてお金を使うわけではないということです。

イケア効果と心理会計

心理会計は経済学の用語ですが、その背景にある心理は心理学用語のイケア効果と関係があります。

イケア効果とは、正式な心理学用語では保有効果と呼ばれている効果で、自分が保有しているものを高く評価する心理効果です。

イケアは購入した家具は自分で組み立てるシステムなので、組み立てた家具は自分で作ったという意識が働き、他の家具よりも価値を高く感じるためイケア効果と呼ばれています。

心理会計でもこの効果が働き、自分が働いて稼いだお金は、運だけで稼いだお金に比べて価値を感じるのです。