ハーディング効果

ハーディング効果とは、周囲の人と同じ行動や選択をすることで安心感を得る心理のことです。

ハーディング(Herding)には動物の群れという意味があります。

人気があるものを選択する効果にはバンドワゴン効果がありますが、この効果は流行に乗り遅れまいとする心理が背景にあります。

しかし、ハーディング効果の背景にある心理は安心感なのでその点に違いがあります。

また、行動経済学ではハーディング効果は少数派の不安として捉えています。

つまり、周囲の人と同じ行動を取りたがる背景には、少数派であることへの不安があるからだと考えられます。

セルフ・ハーディング効果

ハーディング効果は他人と同じ行動をしますが、自分の過去に取った行動と同じことを繰り返すのはセルフ・ハーディング効果と呼んでいます。

この効果も過去の自分の行動の成功体験を繰り返すことで安心感を得ているといえます。

セルフハーディングはたとえば、ダイエットしているときにある食品を食べてから体重が減ったという経験があると、その食品に効果があったと感じてその後も食べ続けることを言います。

科学的根拠があるかどうかよりも経験上の効果だけで、セルフハーディングは成立します。