ブラックエンジンとホワイトエンジン

人が行動を起こす原動力のことをモチベーション(動機づけ)と呼んでいますが、このモチベーションにはブラックエンジンと、ホワイトエンジンがあります。

ブラックエンジンとは、おそれや不安などネガティブな要素が原因となる動機のことです。

ホワイトエンジンとはその反対に、感謝や信頼といったポジティブな要素が原因となる動機のことです。

ブラックエンジンの特徴

ブラックエンジンは負の感情を燃料にして動くエンジンと言えます。

たとえば、周囲の人からどうしようもないやつだと言われ続けてきた人が、その評価を覆すために周囲を見返してやろうと考えて奮起するのがブラックエンジンです。

このブラックエンジンの特徴は爆発力があり、通常ではできないことも実現してしまう可能性がある点です。

一方で爆発力がある分、成功してもその反動も大きいケースが多いのもブラックエンジンの特徴です。

たとえば、睡眠時間を削ってまで集中したため健康面や、メンタル面でのトラブルを抱えてしまう可能性が高くなるのもブラックエンジンの特徴のひとつです。

ホワイトエンジンの特徴

ホワイトエンジンの燃料は、周囲の人に対する感謝の気持ちや、やりがいなどのプラスの動機です。

ブラックエンジンと比べると、爆発的な成果は見込めませんが、長続きするという特徴があります。

ホワイトエンジンが長続きするのは、プラスの感情が動機になっているため、続けていても苦痛を感じず、むしろ楽しくてやめられないという感情の方が大きいからです。

それではブラックエンジンはまったく必要がないかというとそうではありません。

ブラックエンジンで大きな成果を出した後に、ホワイトエンジンに切替えることができればその成果を長続きさせることも可能です。

言葉で言うほど簡単なことではありませんが、ブラックエンジンとホワイトエンジンを併用することも時には必要なことです。