更新日:Tuesday, 07-Mar-2023 02:35:17 JST
シャワー効果は主にマーケティングで使われている心理効果のひとつです。
特に品揃えが豊富なデパート、百貨店などでよく使われているマーケティングの手法に応用されています。
シャワー効果を応用したマーケティングとしては、デパートの屋上や上層階でバーゲンセールやイベントなどを催す方法があります。
これによって上階に集まった客が帰るときに各階に立ち寄って、買い物をする機会を増やすことができます。
反対に地階でイベントを行った場合には、そこから噴水のように上階で買い物をするため客が上に向かうので、噴水効果と呼ばれます。
また、イベントを行い同じフロアの中の違う売り場での買い物を促す場合は、散水効果と呼ばれます。
これら3つの効果をまとめて「波及三原則」と呼ぶこともあります。
しかし、これらの原則では百貨店のようにフロア数や売り場、品数が多い場合には効果的ですが、専門店などの場合はそれほど効果が見込めません。
それほど幅広く利用できるマーケティング方法ではありません。