自己中心性バイアス

自己中心性バイアスとは、自分だけしか知らない情報だけで判断して他人の感情を捉える心理傾向です。

他人の気持ちになって行動することができない子供の頃は、自己中心性バイアスがかかっているのは普通のことですが、大人になっても自己中心性バイアスが見られることもあります。

自己中心性バイアスでの「自己中心性」は、一般的な意味となっている「自分勝手」という意味ではなく、「自分の視点で物事を捉えること」です。

自己中心性バイアスの例

子供の頃は自己中心性バイアスが当たり前のように発生するので、以下のような例が普通にあります。

・初めて会った人に対して「○○君はどこにいる?」と、固有名詞で質問をする
・友達から借りたものを壊してしまったが、わざとではないので許されると思ってしまう

また、大人になってからも自己中心性バイアスの例があります。

たとえば、夫婦間で子育てに関して次のような自己中心性バイアスが発生することがあります。

・夫は自分が世帯の収入をすべて稼いでいるため、子供に対しては金銭的な不自由を与えていないので、自分は子育て二関して役立っているという自負がある
・妻は子供と長い時間を過ごして積極的に会話もしているので、子供の人間的な成長の役に立っていると考える

いずれの場合も相手よりも自分の情報を中心に物事を判断しているので、自己中心性バイアスにかかっていると言えます。