フィードバック

フィードバックとは、心理学以外でも一般的に使われている言葉ですが、心理学では行動や反応の結果を修正してより適切なものにするという意味で使われています。

一般的には結果の情報を原因側に戻すという意味で使われています。

フィードバックにはポジティブフィードバックとネガティブフィードバックがあるので、それぞれ個別に解説しましょう。

ポジティブフィードバックとは

ポジティブフィードバックとは、正帰還や正のフィードバックとも呼ばれていて、フィードバックの値がマイナスではなくプラスの値とするため、加算されるフィードバックとなります。

ポジティブフィードバックは、各種分野で応用されていますが、経営管理の分野ではポジティブフィードバックには以下の2つがあります。

    1. 評価対象者の意欲や能力が良い方向へ増幅されるフィードバック
    2. 評価対象者にとって望ましい内容のフィードバック

本来のポジティブフィードバックは1の意味になりますが、一般的にフィードバックは2の意味で受け取られことが多くなります。

具体的に2のフィードバックは昇給やインセンティブなどを表しますが、この意味では1の「評価対象者の能力をプラスにする」という効果がない側面があります。

ネガティブフィードバックとは

ネガティブフィードバックとは、本来は生体系に組み込まれたネガティブフィードバック機構のことを言います。

たとえば、ホルモン分泌機構ではホルモン量が多くなるとネガティブフィードバック機構が働き、ホルモンの生成を抑制します。

つまりネガティブフィードバックは、マイナスの値をフィードバックすることで過剰にならないよう抑制するシステムです。

経営管理の分野でも部下に対するネガティブフィードバックは重要だと言われています。

部下の問題点や欠点を指摘して成長を促す目的でネガティブフィードバックが使われますが、部下との信頼関係がなければ部下は否定されたと感じてしまうため諸刃の刃とも言えます。

職場でネガティブフィードバックを機能させるためには、まずは良好なコミュニケーションによって人間関係を築くことが先決です。