暗黙の強化

暗黙の強化とは、直接自分ではなく比較の対象となる人物を褒めたり、けなしたりされると、反対に自分がけなされたり褒められたりしたと感じる心理です。

たとえば自分の兄弟を勉強ができると褒められると、反対に自分は勉強ができないとけなされたように感じるのが暗黙の強化です。

暗黙の強化の応用

日常生活に暗黙の強化を応用する場合は、直接的ではなく間接的に相手を褒める手段として利用すると効果があります。

人は直接褒められるよりも間接的に褒められると、その内容の信憑性が増すことがあります。

たとえば、「〇○さんがあなたのことをよく頑張っていると言っていたよ」と聞くと、直接褒められるよりも信憑性を高く感じます。

これは、直接相手を褒めるときはお世辞や社交辞令の場合もあるので、それほど信憑性を感じないからです。

暗黙の強化も間接的に褒めることで、社交辞令やお世辞の可能性を排除できるので同じ効果が期待できます。

しかし、暗黙の強化で相手を間接的に褒める場合は、誰かをけなすことになります。

そのためけなす相手は個人ではなく一般的な人たち、たとえば「他の人はあまり聞き上手じゃないから」というように対象をぼかしてけなしましょう。