錯誤帰属

錯誤帰属とは帰属バイアスのひとつで人の行動理由を、状況を無視あるいは軽視して性格的、個性的な面によることが原因だと判断してしまうことです。

原因の帰属先を錯誤によって間違って判断することから錯誤帰属と呼んでいますが、他にも基本的帰属錯誤、基本的な帰属の錯誤、基本的な帰属のエラーとも呼ばれます。

錯誤帰属の原因

錯誤帰属がなぜ発生するのかは定説がありませんが、行為者・観察者バイアスが影響しているという説があります。

行為者・観察者バイアスとは自分が「行為者」の場合は行動の理由を外的要因に、自分が「観察者」である場合は他者の内的要因に帰属してしまう認知バイアスのことです。

自分が「行為者」である場合は、行動の理由を考えるとき思い浮かべる視界に自分はいないので、自分の起こした行動の原因は外的な要因にあると考えてしまう傾向になります。

反対に、自分が「観察者」であるとき、つまり他者の行動の原因を考えるときには、行動を起こしている他者を視界に含めたイメージを想像します。

このとき、観察者である自分のイメージの中で最も目立つのは行動を起こしている人になるため、行動の原因は行為者の性格や個性にあると考える傾向となるのです。