弱音を吐く

弱音を吐く人の特徴・心理・対処法

弱音を吐く人

「さあやるぞ!」と気合を入れたそばから簡単に弱音を吐く人がいます。

同じチームの一員が「出来る気がしない」と言うのです。

能力の差があるのはわかりますが、
「これ、前にもやったことあるんだけど難しいんだよね」

「時間がかかりすぎなんだよね」

「また失敗したらどうしよう」

と連呼されるとこっちまで不安になってくるんですよね…。

始める前からこれじゃあ、せっかくのモチベーションが下がってしまいます。

弱音を吐くことが悪いのではありません。

むしろため込めている方がストレスにもなりますからね。

こちらまでストレスにならないように弱音を吐く人への励まし方をレクチャーします。

弱音を吐く人の共通する特徴

弱音を吐く人は「誰も自分のことをわかってくれない」「自分なんていない方がいいんだ」など非常にネガティブな事を言うという共通点があります。

どうしてネガティブになってしまうのか?

ネガティブな特徴を挙げていきます。

否定的である

弱音を吐く人は必ず否定から入ります。

「どうせできない」「だって」が口癖です。

否定的な人は疑り深く

「本当に?」

「誰が言った?」

と疑り深く、絶対に最初から人を信用しない人です。

面倒くさがりである

弱音を吐く人は面倒くさがりの性格で嫌な事は後回しにしたり、トラブルが発生したり、困難にぶつかると中途半端で終わる事が日常的になっています。

弱音を吐く人はすぐに諦めて投げ出してしまうため何をやってもうまくいかないのは当然の結果だと言えます。

ため息をつく

弱音を吐く人は心配事が多い、悩みがいつまで経っても解決できないと「は~」とか「ふ~」とため息が非常に多く、周りまでモチベーションを下げてしまう原因にもなっています。

メンタルが弱い

弱音を吐く人は人よりも何倍も繊細で些細な出来事にもマイナスに考えてしまいがちです。

他人の何気ない言葉にも敏感で傷つきやすいがゆえに消極的な性格です。

ノルマがある職に就いている人

営業やサービス業にはノルマが付きものです。

そんな職場に就いている人は、何ヶ月もずっとノルマが達成できないと弱気になりやすいです。

弱音を吐く人の心理

弱音を吐く人はどんな時に弱音を吐いてしまうのか?

経営難に陥る

どんなに努力しても赤字状態が何ヶ月も続くと窮地に立たされます。

経営が成り立たず「このままでは路頭に迷うことになる」と事態は深刻です。

弱音を吐く人は「このまま閉鎖するか」「いくら頑張っても無駄だ」と選択を迫られたとき、人によっては相談したところでどうにもならず死を選ぶ人もいます。

自信がない

何かに取り組もうとしても自分に自信がない人は

「どうしようかな~」

「できるかな~」

「失敗したらどうしよう」

と悪い方向にばかり考えてどうしても一歩が踏み出せません。

弱音を吐く人は誰かに後押ししてほしい、「大丈夫だよ」と声を掛けてほしい、そうすると少しでも勇気が湧いてくる気がします。

心配してほしい

弱音を吐く人は小さい事で悩んでいるかもしれませんが、辛さの基準は人それぞれです。

とにかく誰でもいいから話を聞いてもらうだけでもいい。

それだけで弱音を吐く人は不安が和らぎます。

言い訳にする

弱音を吐く人はあらかじめ「できないかもしれない」と宣言します。

なぜかというと、できなかった事に対して「ほらね」「だから言ったじゃないか」と言い訳にできるからです。

構ってほしい

「死にたい」「このまま消えてしまいたい」などと漏らす弱音を吐く人は相当病んでいますね。

「死にたい」と言う人に限って本当は誰かに自分の状況を気づいてほしい、構ってほしい、助けてほしいというサインを出しているのです。

甘えたい

表向きは強そうに見える人でも、本当は人にも頼りたい、でも辛くても家族や周りのサポートがあればまだ何とか頑張れそうな気がします。

癒してほしい、そばにいてほしい人にだけポロっと弱音を吐きます。

頑張っても評価されない

どんなに頑張っても評価されないと「やっている意味あるのか」「もういっそのこと辞めてしまいたい」となるのもわかりますが、ここで弱音を吐いて終わってしまえば、切り捨てられるかもしれません。

年齢や経験のせいにする

弱音を吐く人の中には年齢がハードルとなっている人もいます。

良い化粧品を進めても「もう年だし」「今更何やっても無駄よ」、仕事で失敗しても「年だから」と諦めてしまいます。

喝を入れてほしい
だれでも不安がある時はついポロっと弱音を吐くもの。

口ではできそうもないと弱音を吐いているけど、

「しっかりしなよ!」

「君ならできる!」

「君しかいない!」

と喝を入れてほしいです。

勇気が出ます。

弱音を吐く人と吐かない人の違い

同じ仕事をしても弱音を吐く人、吐かない人がいます。

その違いは性格でかなり違ってきます。

弱音を吐かない人は

・負けたくない気持ちが強い人

・最後まで諦めずに粘り抜く人

・人のため会社のために動く責任感が強い人

・社交的で明るいはストレスに強い

と言った人が挙げられます。

何より周りにサポートしてくれる人や相談者がいれば、悩みを打ち明けた時点少しスッキリして最小限の弱音ですみます。

弱音を吐く人への対処法

弱音を吐く人がいたら励ましてあげましょう。

言い方にも注意する必要があります。

精神的に参っている様子で

「この世から消えていなくなりたい」

「自分がいなくなっても誰も困りやしない」

と精神的に病んでいる人にはとにかく話を聞いてあげる事です。

「そんな事ないよ」「死なないで」と言われて「そうだね、わかった」と思いとどまる人はまずいません。

「死にたいぐらいにつらいんだね」「それは苦しかったね」と気持ちを受け入れることから始めましょう。

努力しても報われない時

だれでも、どんなに努力しても結果が出ないことはあります。

しかし、どこがダメだったのか自分ではわかりにくいことでも、第三者の意見を取り入れる事でヒントにつながります。

ですから弱音を吐く人は一人で抱え込まないで、誰かに感想を聞いたり具体的なアドバイスを求めてください。

後れを取っている人より遅れを取ると不安や心配になります。

弱音を吐く人には一緒に手伝ってあげることで間違っていた方法を知ることができたり効率の良い方法を教えることができます。

まとめ

辛い事があって弱音を吐く人と吐かない人、どのタイミングで弱音を吐くかなど理解できたでしょうか。

弱音が吐けないと、どこかで精神が破壊してしまいます。

どこかいつもと様子が違う時は「何かあった?」「話聞くよ?」と気軽に周りが声をかけ合える、そういう環境を作れば、安心できるのではないのでしょうか。

 

 

 

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