職場で告げ口をする人は２種類のタイプがいます。

１つ目は不正が許せない正義感の強いタイプ。真面目で信頼されます。
２つ目は他人を蹴落とすことで自分が生き残ろうとするタイプ。卑怯な人です。

告げ口をする人は、どちらかのタイプに属するというわけではなく、どちらの面も持っている人が多い。

告げ口をすることは「姑息な手段」「卑怯なイメージ」があります。しかし、自分にとってライバルとなる存在で、実力では勝てないけどそれでも勝ちたい人は、告げ口をしてでも相手を蹴落とそうと考えるものです。

したがって、告げ口をする人の対処法は、職場では告げ口をする人がいることを常に想定して、ぼろを出さないように気を付けなければいけません。

転職したときに優しく話しかけてくる女性がいました。その女性と仲良くなり何でも話すようになったんですよね。ですが、ある日上司から呼び出されて「お前、俺の悪口を言っただろ」と怒られてしまいました。

実は私はその上司に理不尽なことで怒られたので、仲良くなった女性にだけ「あの上司は間違っている」と愚痴を言ってしまったんです。

まさかその女性が上司に告げ口をするとは思っていませんでした。いつも優しくて親切な人だったので、ものすごくショックでその日以来避けています。

今思えば彼女は誰とも親しくしていません。

ある日職場の人から「あの人信用できないから嫌われているよ」と教えてもらいました。１人だったから私が入社したときに話しかけてきたんだと納得できました。

一緒に仕事をしているときに自己中だと思うことがありましたし、他人を見下すような発言もありました。そのときに離れていれば良かったと思いました。

一時期は仲の良い人に裏切られて悲しく落ち込んでいましたが、会社の中には色々な人がいるのでこういう人もいるんだなと割り切るようにしています。

また告げ口されたら嫌なので、仕事のことで彼女と話すことがあっても必要最低限の会話しかしないようにしています。

告げ口をする人は、他言していいことと悪いことの判断ができない人です。

だからといって「これは言ってもいいことだよ」とか「これは言ってはいけないことだよ」とそのつど説明するのは面倒臭いですよね。

告げ口されて嫌なことは最初から言わないこと。これが一番の対処法です。

あなたに告げ口をする人は、正義感や親切心で告げ口をしているわけではありません。告げ口をする人はあなたに「不快な思いをさせて楽しもう」「ケンカになったら面白いな」と考えています。

本当にあなたの味方なら、陰口を聞いたらその場で「やめなよ」と制止するはず。

告げ口を聞かなければあなたは不快な思いをすることはないので、本当に悪質なのは陰口を叩く人ではなく告げ口をする人です。

告げ口をする人を信用してはいけません。

告げ口をする人は悪い人です。
なぜなら告げ口を聞かなければ、あなたが悪口を言われていることをあなたは知らないで過ごすことができるのに、わざわざ告げ口をすることであなたの気分を害しようとするのですから。

本当に悪い人は悪口を言う人ではなく、告げ口をする人です。