センスのない悪口とセンスのある悪口

センスのない悪口とセンスのある悪口
センスのない悪口とセンスのある悪口

悪口にセンスがいいも悪いもないと思う人もいるかもしれません。

言葉を換えて言えば、センスの悪い悪口は感情的に相手を悪く言うだけの悪口です。

悪口とはそういうものだろうと思うかもしれませんが、感情的でない悪口には客観性があります。

悪口と言うよりも批判や批評に近いかもしれませんね。

そして、センスのある悪口は相手の反撃を上手く避けることができるのです。

今回はセンスのない悪口とセンスのある悪口について考えてみましょう。

センスのない悪口とは

センスのない悪口は一般的な悪口のことで、何も考えずに感情的に発するような悪口のことです。

感情的な悪口にはセンスがない

感情的な悪口にはセンスがない
感情的な悪口にはセンスがない

感情的な悪口にはセンスが入り込む余地がありません。

センスを感じる言葉には客観性や知性が含まれるものですが、感情的に発した言葉には客観性も知性もありません。

子供のケンカを思い出すとよくわかりますが、子供が言う悪口は同じ言葉を繰り返すだけです。

ひたすら嫌な言葉や汚い言葉、相手が嫌がる悪口を言い続けるだけで、センスも知性もありませんね。

大人でも感情が高ぶると同じ言葉を繰り返して悪口を言う人がいます。

感情的な状態というのはいわば本能に支配されている状態なので、ひたすら攻撃的な言葉を繰り返してしまうのは当然かもしれません。

 

人格否定と身体的特徴の悪口はセンスがない

人格否定と身体的特徴の悪口はセンスがない
人格否定と身体的特徴の悪口はセンスがない

相手の人格を否定したり、身体的特徴をあげつらったりする悪口は、たとえ感情的でないとしてもセンスのかけらもありません。

センス以前にハラスメントに該当する悪口と言えるでしょう。

感情的な悪口にはセンスがないといいましたが、これらの悪口はむしろ感情的でないことで、悪口がより悪質なものとなってしまいます。

つまり、感情的につい出てしまった悪口ではなく、本当に相手のことを見下しているという気持ちが表れているのです。

言葉のセンスが悪いという悪口でもないため、言われた方のショックが大きい悪口です。

センスのある悪口とは

悪口を言われたのについ笑ってしまったことはありませんか?

笑いを誘う憎めない悪口にはセンスがあると思いませんか?

センスのある悪口はストレートに言わない

センスのある悪口はストレートに言わない
センスのある悪口はストレートに言わない

身体的特徴を揶揄する悪口でも、それをストレートに言ってしまってはセンスは感じられません。

髪の毛の薄い人は「ハゲ」、背が低い人を「チビ」と言うのはただ単に人を傷つけるだけの悪口です。

センスのある悪口を言う人は言葉をストレートに言わずにひねった言い方や言葉を換えて表現するので、言われた方も思わず笑ってしまうことがあります。

毛深い人に「おまえ毛深いな」というとただの悪口で、相手も傷ついたり怒ったりするかもしれません。しかし「(その毛で)何を守ってるんだ?」というと、言われた相手も思わず笑ってしまうのではないでしょうか。

悪口には「センスがある悪口」があると聞いたのですが、具体的に… – 人力検索はてな

皮肉もセンスのある悪口になる

皮肉もセンスのある悪口になる
皮肉もセンスのある悪口になる

悪口の一つに皮肉と呼ばれる言い方があります。

また、皮肉とよく混同されているのが嫌みと呼ばれる悪口です。

皮肉はストレートに言わずに回りくどい言い方をするので、言う人のセンスに左右される言い回しです。

つまり、センスがいい皮肉もセンスが悪い皮肉もあるということになります。

しかし、嫌みは普通の悪口よりは回りくどいですが、それは言い方が回りくどいだけで言葉の内容はストレートな悪口です。

そのためセンスのいい嫌みというのは存在しないと考えていいでしょう。

そもそもネチネチとした言い方をするので、センスを感じることはありません。

皮肉はまわりくどい言い方。

嫌味はストレート。

皮肉と嫌味の違いがピンと来ません… – また死んで幽霊となり、浮遊してるのに… – Yahoo!知恵袋

まとめ

悪口は言わない方がいいですが、感情的になって悪口を言うよりも、言葉の言い回しを考えてセンスのある悪口を言ってみましょう。

なるべく相手にショックを与えずに、言った自分のストレスも解消できるような悪口が言えたら最高です。

ただし、言葉のセンスが理解できる人に対して使わないと、恨みを買うことになるので気を付けましょう。

 

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