悪口を言うことは、ほとんどデメリットしかありません。
他人の悪口を言っても脳が誤解をして自分へ悪口を言っていると解釈する説さえあるくらいです。
また、悪口が本人に伝わってしまい人間関係が悪くなってしまったという経験がある人も少なくないでしょう。
できれば悪口は言わない方がいいのは間違いありませんが、つい悪口を言ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
今回は悪口を言わずにすむ方法を考えてみましょう。
どうしたら悪口を言わずにすむのか
悪口を言わないようにするためのポイントは、自分の気持ちの持ちようということになります。
自分の考え方や行動を変えることで、悪口を言わない、言う必要がない状態に持っていきましょう。
悪口をノートに書き出す
ストレスの発散に役立つ方法を紹介します。
それは悪口を文字として書き出すという方法です。
ノートを用意して、毎日何かあったら悪口を書き出します。
実際に書き出してみると意外に多くの悪口が出てきてびっくりするかもしれません。
書き出すだけでもストレスの発散になりますが、さらに一歩進めて書き出した悪口の原因も考えてみましょう。
特定の人の悪口を書いてしまったのであれば、なぜその人の悪口を書いたのか、なぜ嫌いなのか、なぜ苦手なのかということまで考えてみましょう。
場合によっては単なる思い込みかもしれませんし、嫌いな理由が分かればそれを改善する方法も思い付くかもしれません。
ただ感情的に苦手だという意識を持ち続けているよりは、客観的に分析することで新しい道が開けることがあります。
悪口という行為は何で代替出来るかを考えて下さい。
これは、人のアドバイスよりも自分ができる事をじっくり考えるべきでしょう。
曰く、口で言わずにノートに書いてみる。
相手の良いところを見つける
他人の悪い点を見つけるのではなく良い点に目を向けるようにしましょう。
悪いところばかり見てしまうのは一種のネガティブ思考なので、ポジティブ思考に切り替えて良いところを探してみましょう。
良い点を見つけたらその点だけを考えるようにすれば、その人に対する印象も良くなって悪口も減るはずです。
他人の悪口を言う原因は、自分の悪いところと同じだからというケースがあります。相手に自分を投影して、自分に怒りをぶつける代わりに相手の悪口を言ってしまうのです。
自分の悪い点を直すことが解決になりますが、簡単に直らないから、同じ欠点を持つ人の悪口を言ってしまうのです。#悪口#投影
— ムソムソ心理学【人間関係の悩み】やっかいな人はこれで解決! (@yakkainahito) August 18, 2021
相手の欠点をポジティブに考える
悪口を言いたい相手の悪い点をポジティブな視点に切り替えてみましょう。
たとえば、仕事が遅い人に対しては「時間はかかるけれども慎重で確実な仕事をする」また「頑固で融通が利かない人は意志が強く信念を持っている」と考えてみましょう。
どんなに欠点と思えるようなことも、必ずプラスに考えることができるものです。
こうしてポジティブに変換する癖をつけることで、悪口を減らすことができるようになるでしょう。
怒りを悪口以外で解消する
怒りが原因で悪口を言ってしまうことがあります。
怒りといっても日常生活で発生する怒りの原因は、ささいなことである場合が多いですね。
たとえば「職場で同僚がサボっていた」「ある人に話しかけたら無視された」などといったことでも怒りを感じて悪口を言う場合があります。
こうした場合に怒りを悪口で発散させずに、別の方法で怒りを静めるようにしましょう。
たとえば、同僚が仕事をサボっていたというのは、自分の問題ではなく他人の問題だと考えてみましょう。
サボって後で困るのは本人ではあって自分ではありません。
他人のために怒りを感じること自体バカバカしいと思えば、ストレスをためることもありません。
また、怒りを抑えてストレスをためない方法としては、運動することも効果があります。
体を動かすことで思ったよりも簡単に怒りは解消出来ます。
カラオケで大声を出して歌うのもいいでしょう。
自分に合ったやり方で怒りを解消してみましょう。
雑談のネタは下記から探そう
銀座のホステスは以下のキーワードで雑談のネタを探しているようなので参考にしてみてはいかがですか。
キ…気候
ド…道楽(趣味、テレビ、映画、スポーツ)
ニ…ニュース
タ…旅
チ…知人
カ…家族
ケ…健康
シ…仕事
衣…ファッション
食…グルメ
住…住まい、暮らし、家
まとめ
悪口を言いたくなるのは、何かしら原因があります。
自分が何に対して悪口を言ってしまうのか、その原因を考えてみることで悪口を言わずに解決することができます。
悪口を言ってしまう人は客観的に分析してみてはいかがでしょうか。
さっき「人力検索はてな」を見ていて面白いと思ったQ&Aを紹介します。
質問:
わたしは悪口でしか友達と盛り上がることができません。そんな性格を変えたいと思っていますが、悪口を言わない代わりに何を話題すればいいか分かりません。どうすればいいと思いますか?回答:
自分の悪口を言えばいい— ムソムソ心理学【人間関係の悩み】やっかいな人はこれで解決! (@yakkainahito) August 24, 2021
人と仲良くなるためには、自分の悪口を言うというか、あえて自分の欠点をさらけ出すのも1つの方法です。相手に親近感を持ってもらえます。
ただし、ナメられることもあるので、相手を選びましょう。
— ムソムソ心理学【人間関係の悩み】やっかいな人はこれで解決! (@yakkainahito) August 25, 2021
悪口を言わない人がいます。
性格的に言えない、あるいは言う必要がない人や意識的に言わない人など様々です。
中には他人に関心がないという理由で悪口を言わない人もいます。
人をほめるにしてもけなすにしても、その人に興味がないと出来ません。
悪口を言う相手には少なからず関心があるものです。— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) March 30, 2021
全く悪口を言わない人も悪口を言われます。
悪口を人前で言わないのは、陰で悪口を言っているからだ。
悪口を言わない人は信用できない。
などという悪口を言われてしまいます。
悪口を言わない理由はいろいろあるかもしれませんが、悪口が自分に返ってくるということを知っていれば、— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) April 1, 2021
悪口を言わなくなって当然ですね。
むしろそれを知っていても悪口を続けている方がおかしいことになります。
また、子供頃のしつけや性格的に人を悪く言えないといったこともあります。
悪口を言わないからといって嫌われる理由にはなりません。— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) April 1, 2021
現在の心理学会ではフロイトよりもコフートの理論が支持されているようです。
コフートの理論の中心には自己愛があります。
フロイトは人の攻撃性を本能だとしていましたが、コフートは自己愛が満たされないことで人は攻撃すると考えています。
— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) June 16, 2021
たとえばいつも人の悪口を言っていた人が、恋人ができた途端に悪口を言わなくなることがあります。
これはフロイトよりもコフートの理論が当てはまっていると考えられますね。
悪口を言わないようにするのは、自己愛を満たすことが大切です。
— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) June 16, 2021
悪口を言わなくなるようになりたければ、無理矢理自分を押さえつけて悪口を言わないルールを作ってもあまり効果はありません。
どこかで反動があるからです。
それよりも悪口を言う必要がないようにすることが大切です。
悪口を言ってしまう原因は必ず自分の中にあるのでまずそれを探ってみましょう
— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) July 4, 2021
たとえば、自分が他人よりも優れていると感じることができれば、悪口を言う必要が無くなります。
何でもいいので何か一つ自信が持てるものを作りましょう。
気持ちに余裕ができれば自分から悪口を言うことは少なくなるはずです。
— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) July 4, 2021
心理学では人間には超自我と呼ばれるものがあるらしい。
自分の中のルールのようなもので、法律よりも広い意味での自分を律する道徳的なルールです。
たこの超自我が強い人は悪口を言うことは悪いことだという意識が強いので、悪口を言うことはありません。
— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) July 13, 2021
周囲から見ると決して悪口を言わないいい人という評価が定着しています。
しかし一方で悪口に参加せず、むしろ否定する対応なので、面白くない、堅い人という評価もあります。
悪口を絶対に言わない人でもこうした悪口を言われるのです。
— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) July 13, 2021
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