ネガティブ

ネガティブな人の特徴・心理・対処法

ネガティブな人

職場にネガティブな人がいると自分も引きずられてネガティブな気分になったり、やる気をなくしたりしたことはありませんか?

ネガティブな人はどこの職場にも必ずいます。

自分までネガティブ思考にならないようにネガティブな人の特徴やネガティブになる心理を学習しましょう。

参考:

「ネガティブ」とは?

否定的なさま。消極的。

negative(ネガティブ)の意味 – goo国語辞書

ネガティブな人とはこんな人

職場にいるネガティブな人は、人からのアドバイスでも自分への批判として受け止めてしまいます。

ネガティブな人に注意やアドバイスをしても悪く受け取ってしまいますし、アドバイスをした人に悪意を感じて、距離を置くことがあります。

アドバイスした人は、親切でアドバイスしたのに悪意と受け取られ避けられてしまったら、二度とアドバイスはしないと思うでしょう。

職場にいるネガティブな人は自分に好意的な人を避けて、嫌われてしまうのです。

そんなネガティブな人にはどのように接したらいいのか考えるために、まずは特徴から探ってみましょう。

ネガティブな人の特徴

消極的、言い訳が多い

ネガティブな人は何をするにも消極的で、話すことは否定的です。

仕事に対しては言い訳が多くなります。

仕事を与えても「できない」「難しい」と言います。

ネガティブな人は何もしなければ失敗することはないと考えて、行動しない言い訳ばかりします。

リスク管理が得意

ネガティブな人は失敗を恐れるので慎重な行動をします。

そのため行動する前に考えられるリスクをすべて洗い出して対策してから行動します。

ネガティブな人はトラブルを避けることに集中するので、ポジティブな人では気づかいトラブルの元にも敏感です。

職場ではリスク管理の仕事に向いているでしょう。

反対にスピードや積極性を求められる営業職には向いていません。

同じ失敗はしない

ネガティブな人はトラブルを事前に察知する能力が高いですが、それは過去の失敗を生かしているからでもあります。

つまり、失敗したとしても、同じ失敗を二度としないために十分に気をつけるという慎重さがここでは役立っています。

ただし、失敗してしまったときは、その失敗を長く引きずりますが、長く引きずることで失敗の記憶も長く残り、次の成功に結びつくというメリットでもあります。

ネガティブな人の心理

失敗を恐れている

ネガティブな人は失敗を極端に恐れています。

職場では失敗をすると自分の評価が下がることにつながるので、ネガティブな人は極端に失敗することを恐れるのです。

ネガティブな人は職場での失敗だけでなく、人間関係でも人に嫌われることも恐れています。

人目を気にする

ネガティブな人は、失敗したときの人目を気にしたり、自分が嫌われていないかと人目を気にします。

また、人に好かれたいという気持ちが強いことも人目を気にする原因になっています。

慎重

ネガティブな人は慎重です。

慎重であることは仕事をする際に必要なので、慎重になること自体は悪いことではありません。

しかし、慎重になりすぎると「行動しない」「行動しても遅すぎる」ことにつながります。

慎重さに欠ける人は問題ですが、慎重すぎるのもまた問題です。

ネガティブな人の対処法

偏見を捨てる

ネガティブ思考にはデメリットばかりではなくメリットもあります。

そのため根暗で付き合いにくいといった偏見を捨てて接していれば、彼らの良いところも見えてきます。

ネガティブな人の良いところを探すつもりで接していけばうまくいくでしょう。

聞き流す、ポジティブな話題に変える

ネガティブな人は、ネガティブな話ばかりしがちです。

ネガティブな人の話をまともに聞いているとこちらまで暗い気分になったり、やる気がなくなったします。

ネガティブな人の言うことは聞き流しながら、明るくポジティブな話題に切り替えましょう。

参考:

相手を否定せず自分をしっかり持つ

ネガティブな人の言うことは否定しないようにしましょう。

否定するとネガティブな人は落ち込みます。

ネガティブな人の話は肯定をしながら「自分は自分」という意識を持ちましょう。

適度な距離を維持する

ネガティブな人は自分の話を聞いて優しくしてくれる人に依存する傾向があります。

ネガティブな人の話を親切に聞いていると、いつも話しかけてくるようになります。

ネガティブな人に接する頻度が高いほど影響を受けやすくなるので、適度な距離を保つようにしましょう。

反面教師にする

ネガティブな人に接することで自分もネガティブな人になってしまうことは避けなければいけません。

そのためにはネガティブな人を反面教師にするという意識で接するといいでしょう。

ネガティブ思考にはプラス面もあるので、その点を含めて客観的な視点からネガティブな人を見てみましょう。

客観的になることでネガティブ思考に引きずられずに接することができます。

ネガティブな人に対する傾向と対策を考える

まずネガティブな人がネガティブモードに入るきっかけは何なのかを観察します。

次にネガティブな状態になるとどのような言動になるのかを把握します。

そして、こちらの対応にどのように反応するのかを見ます。

このようにして試験対策のように傾向と対策を準備してネガティブな人と接するようにしましょう。

まとめ

ネガティブな人は職場には必ずいるタイプの人ですが、決して不必要な人ではありません。

むしろ部署によってはリスクを回避できる能力が高いので必要な人と言えるでしょう。

しかし、周囲の人への影響を考えると、ネガティブなだけでは人間関係はうまくいきません。

ネガティブだという自覚がある人は、7割ポジティブ、3割ネガティブくらいの気持ちでいましょう。

ネガティブ思考の改善にこの記事が役立つと幸いです。

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