悪口は悪いことだと思いながらも、つい悪口を言ってしまうことはありませんか?
悪口を言う目的は人によって違いますが、悪口を言うことで自分に跳ね返ってくるものは同じです。
悪口を言うことでどんなマイナスがあるのかを知れば、悪口を言うのはやめようという気になるはずです。
つい悪口を言ってしまう癖を直したいと思う方は、悪口がもたらすマイナス面を考えてみるといいです。
今回は、悪口をやめることで得られるものを考えてみます。
悪口をやめることで得られるものとは
人から悪口を言う理由から悪口を言うことの結果を考えてみると、悪口には何のメリットもないことがよくわかります。
むしろ悪口をやめることで得られるものが分かるはずです。
信頼される
悪口を言い続けていると周囲からの信用を失います。
だからといって、悪口をやめてもすぐに信頼を取り戻すことは難しいでしょう。
自分が悪口を言われている立場になれば分かることです。
今まで自分の悪口を言っていた人が悪口をやめたからと言ってすぐに信用する人はいません。
もしあなたが悪口を言って信用を失っているのなら、これまで悪口を言っていた相手に謝罪して、反省していることを伝えましょう。
さらにできれば今度は相手の良いところをほめるようにしましょう。
それを続けていけば信頼を取り戻すこともできるでしょう。
今日1日悪口を言わないように過ごしていたら、嫌われていると思っていた人から話しかけて貰えました。
偶然かもしれませんがとても安心したし嬉しかったです。
モチベーションが上がる
悪口を続けることで周囲から人がいなくなり、自分もストレスがたまることで、仕事のやる気もなくなることがあります。
さらに、悪口を言うことは自分も嫌なことを再体験することになるので、悪口を言っているだけでモチベーションは下がります。
自分が言った言葉が自分の耳に入ることで、自分が悪口を言われたと脳が勘違いするという説もあります。
いずれにしても悪口を言うことは自分のモチベーションも下げてしまうのです。
つまり、悪口をやめることでモチベーションを上げることもできます。
モチベーションが上がれば、仕事もうまくいくようになり、周囲からの評価も上がることになります。
援助されやすくなる
悪口を続けていると周囲から見放され、反対に悪口を言われる立場になります。
つまり困ったときに誰も助けてくれなくなるということです。
心理学の法則に「返報性の法則」があります。
これは人に助けてもらったら、お返しがしたくなる心理のことです。
悪口ばかり言っている人に対しては返報性の原理が働かないので、誰も助けてくれないのは当然のことですね。
反対に悪口を言わず他人をほめたり、手助けしたりする人は他人から援助されやすくなります。
悪口を言うのをやめるだけでも、悪口を言っている人に比べれば援助されやすくなると考えられます。
まとめ
悪口をやめることで得られるものは意外に大きいことがおわかりいただけたでしょうか。
人から信頼され、援助されやすくなり、自分のモチベーションも高くなると言うメリットがあります。
これらのメリットは社会生活を営む上では、必須と言ってもいいことばかりですね。
今まで悪口を言っていた人も、この記事をきっかけにやめることができたなら幸いです。
いつも悪口を言う人は「よそで自分の悪口も言っているのでは」と周囲の人から思われて信用をなくします。逆に悪口を言わない人は「あの人は人格者」と思われて信用されます。
この信用の差はただちに表には現れません。ではどんなときに現れるかというと…
— ムソムソ心理学【人間関係の悩み】やっかいな人はこれで解決! (@yakkainahito) February 20, 2021
1つは困ったときに現れます。悪口を言う人が困っていてもみんな知らんぷりをします。悪口を言わない人が困っていたら助けてくれる人が現れます
2つ目は離れ離れになったときです。悪口を言う人は離れ離れになった途端、疎遠になります。悪口を言わない人は離れ離れになったあとも付き合いが続きます
— ムソムソ心理学【人間関係の悩み】やっかいな人はこれで解決! (@yakkainahito) February 20, 2021
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