子供を持つ母親にとって同じ年頃の子供がいる母親は、ある意味で頼りになる友達となります。
特に初めての子供であれば、先輩ママの経験や知識はとても役に立つでしょう。
こうした友人は俗に「ママ友」と呼ばれていますね。
ところがママ友の関係やグループというのは、当然ですが女性だけのグループになります。
そのため、女性グループ特有の特徴などもあるようです。
中でもママ友同士の悪口は男性グループのそれとは違い、陰口が多いので、そのためママ友からの悪口で悩む人も多いようです。
今回はママ友の悪口の特徴や対処法を考えてみましょう。
ママ友の悪口の特徴
ママ友が言う悪口の心理や特徴について考えてみましょう。
価値観の違い
価値観の違いから悪口を言うケースはママ友に限らず見られることですが、ママ友に関しては子供の存在があるため価値観の違いが際立ちます。
たとえば、子供の自慢話を人前でするのは良くないと考えるママAがいます。
そのママ友Bは子供をほめることはいいことなので、人前でもどんどんほめたいと考えています。
そうするとAはBに対して「子供の自慢話をするなんて・・・」とつい悪口を言ってしまうことになります。
母親にとって子供に関することは最優先なので、子供に対する価値観は自分にとっては絶対的なものになります。
そのため価値観の違いはより大きく感じてしまうので、悪口を言いやすい傾向にあるのです。
自分がやりたくても出来ないことをやっている
人が悪口を言う理由のひとつに嫉妬があります。
自分にはないものを持っていたり、出来ないことをやったいたりする人をうらやましく思う気持ちから悪口を言ってしまうのです。
ママ友という女性同士の関係では、こうした嫉妬の気持ちが起きやすいのは事実です。
特に子供がいるということは、自分の時間の大部分を子供の為に使っていることになります。
そのため、本来は一人の女性としたやりたいこと、特に見た目の美しさに関してはおろそかになりがちです。
そんなときに子供の参観日に派手な化粧をしたり、目立つ洋服を身につけていたりするママ友がいれば、格好の悪口の対象となってしまうでしょう。
自分のネガティブな経験と一致する
過去にあるママ友と同じタイプの人に嫌な思い出があるとします。
たとえば、ママ友に見た目や性格が似ている人に恋人を取られた経験があるとすれば、過去の経験に重ねてそのママ友に対して良い印象を持たないのが人情です。
そうした悪い印象を抱いているママ友に、浮気などの悪い噂があると「やっぱり」という思いが強くなり、より強い悪口を言ってしまいます。
また、特に悪い噂がなかったとしても感情的に悪い印象を抱いているので、何かにつけて悪口を言ってしまう状況になりやすいのです。
ママ友の悪口対処法
ママ友の悪口にはどのように対処したらいいのでしょうか?
悪口にはスルーが原則
ママ友の悪口の特徴には共通する点があります。
それは悪口を言う原因は悪口を言う人の心の中にあるという点ですね。
これはママ友に限らずどんな悪口にも共通する特徴だと言ってもいいでしょう。
原因が相手の心の中にあれば、本人以外には悪口の原因をなくすことは出来ません。
そのため、悪口の対処法は他人の悪口を聞いた場合も、自分の陰口を言われている場合も無視することが大切です。
へたに反論や悪口を言い返しても、相手の感情を刺激するだけで何も解決しません。
悪口は無視していればそのうちに感情が収まって、悪口も言わなくなります。
また、悪口を聞いても誰にも話さないこと、つまり悪口を広めないようにすることも重要です。
誰かが漏らすから問題なのです。
漏らしたつもりがなくても聞かれてた、子どもを通して聞かれた、等々
様々な要因があるのでトラブルの元と言っても過言ではないでしょう。言わなければトラブルになることもないので言わないに越したことはないですよね。
付き合いを続けたいなら直接話すのもあり
ママ友という関係は簡単に解消できない関係でもあります。
子供が同じ幼稚園や小学校ですから住んでいるところも近く、学校の行事でも顔を合わせることが多くなります。
引っ越さない限り必然的に長く付き合うことになるので、悪口を言われて無視したままではだめな場合も当然考えられます。
そんなときはむしろ積極的に話しかけるのもひとつの方法です。
たとえば、「うわさで聞いたんだけど、私、何かイヤな思いをさせてしまった?」といったようにそれとなく聞いてみましょう。
何か誤解があればそれで解決する可能性があります。
また、直接話さなくても、悪口を言われても笑顔で接することで相手の心証を良くすることも出来ます。
特に相手がママ友のリーダー格であれば、悪口をスルーしてばかりではいられないので、こうした対処方法も必要です。
まとめ
ママ友関係というのは子供が間に入っているので、なかなか人間関係をうまく続けるのは難しいと言えるでしょう。
悪口に関しても徹底的に無視したりスルーしたりといった対処方法だけでは解決しないことも多そうですね。
相手との関係をよく考えた上で適切な対処をしましょう。
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