悪口を言われても気にしないようにするためにはどうしたらいいか?
yahoo知恵袋で解決法を探して回ったのですが、「気にしないようにしよう」という回答ばかりでした。次に多いのが「距離を置く。関わらないようにしよう。」でした。
それができないから困っているんですが。
解決になっていないと思いました。
そもそもなぜ悪口が気になるのか?
悪口が気になるのは、自分が気にしていることを言われるからです。
例えば「私はブスかもしれない」と思っていると「ブス」と言われると傷付きます。
「私は美人だ」と信じているか「ブスだ」と認めて開き直っていると「ブス」と言われても気にならなくなります。
「悪口を言うのはやめて」と言ったらどうなるか?
悪口を言っている人は、あなたを傷つけるために言っています。
だからあなたの悪口を言っている相手に「悪口を言われて傷つきました。悪口を言うのをやめてください。」と言うと逆効果になることが多いです。
あなたが傷付いていることが確認できたので、面白がってますます悪口がエスカレートしていきます。
結局、悪口を言われても自分が気にしないようにするしかありません。
言う場合は多数で押しかけると効果的
「悪口を言うのはやめて」と相手に言うことで、悪口が言われなくなることはあります。
ただし、言う場合は1人ではなく誰かを連れて行くほうがいいです。
一人だとなめられるからです。
なるべく大勢の人を引き連れて言うと効果が高いです。
理由を付けて考える
悪口を言われても気にするなと言われても気になりますよね。
できるだけ気にならないようにする方法があります。
それは「〇〇だから、気にしないようにしよう」と理由を付けて考えるのです。
例を挙げます。
- 悪口を気にしても時間の無駄だから、気にしないようにしよう。
- どんな人でも悪口は言われるものだから、気にしないようにしよう。
- 卒業(異動)したら会うことはないのだから、気にしないようにしよう。
- 悪口以外に話すネタがないつまらない人だから、気にしないようにしよう。
- 悪口を言う人は自分の中では大切な人ではないから、気にしないようにしよう。
- 悪口を言ってストレスを発散しようとしている不幸な人だから、気にしないようにしよう。
- 私の優れているところに嫉妬して悪口を言っている劣等感のかたまりのような人だから、気にしないようにしよう。
悪口を言われるのは自分に問題があるのではなく、悪口を言う人に問題があると考えると、悪口を言われても気にならなくなります。
参考:
大したことのない人ほど、他人の欠点によく気付く。
実力が伴わない人は、他人の弱点を見つけて優越感を感じては劣等感を穴埋めするのです。
つまり、悪口が好きなことは、自信の無さの裏返しなのだ。
言われのないあら探しをされても、悪口を言われても「可哀想に…」と同情してスルーしましょう。
— アドラー心理学サロン(アドサロ) ポジティブ心理学サロン (@PositiveSalon) November 25, 2020
言いたい奴には言わせておけ。いちいち相手にすんな。時間と体力の無駄。君の粗探しをして文句や悪口言ってる間そいつらは1mmも成長しちゃいない。「無駄な事に時間使ってお疲れさん」とでも思って君は黙ってやるべき事やってどんどん成長して置き去りにしてやりゃあいい。そのうち視界から消えるよ。
— Testosterone (@badassceo) June 9, 2018
人間関係に悩んだら2:6:2の法則を思い出そう
たいていのことは2:6:2で分かれることを「2:6:2の法則」と言います。
例えば、クラスの生徒を成績で分けると
成績優秀な生徒が2割、普通の生徒が6割、劣等生が2割に分かれます。
性格で分けると
明るい生徒が2割、普通の性格の生徒が6割、暗い生徒が2割に分かれます。
人間関係でも同じことが言えます。
集団の中にいると2割は気が合う人、6割は中立、残りの2割は気が合わない人という比率になります。
だから、あなたがどんなにいい人でも、2割は気が合わない人が出てくることになります。
人が集まるところには、どうしても気が合わない人は出てくるものだと思えば、気がラクになります。
悪口は毒蛇と思え、受け取るな
お釈迦様は「悪口は毒蛇と思え、受け取るな」と言っています。
これはどういう意味かというと…
悪口を言う人は毒蛇を渡そうとしたと思ってください。
毒蛇を受け取らなければ、その毒蛇は渡そうとした人が持ち帰るしかありません。
要は悪口を言われても気にしなければ何の害悪も及ぼさないというお釈迦様の教えになります。
救われました。