悪口は言われた人の評価が下がると思われがちです。
(悪口を言われる人がよほどひどい場合は別として)実際は悪口を言った人の評価が下がります。
その理由は次の通りです。
- 悪口を聞いた人は「あの人は悪口を言う人」という悪い印象を持つようになります。「あの人は悪口ばかり言っている」と言われるようになります。
- 「あの人はよそで私の悪口を言っているかもしれない」と不信感を持つようになります。
- 聞き手が悪口の対象の人と仲が良い場合は、悪口を言う人を悪く思います。そして、聞き手が悪口の対象の人に告げ口をします。
- 悪口を言う人と仲良くしていると、自分も一緒になって悪口を言っていると周囲から思われるのではと思うようになります。
その結果、表面上は仲良くしていても心の中では距離を置かれるようになります。
もっと露骨に避けられるようになるかもしれませんし、あなたがいないところであなたの悪口を言われるようになるかもしれません。
最後には孤立することになるかもしれません。
まとめ
「天に向かって唾(つばき)を吐く」ということわざがあります。
(上を向いてつばを吐くと、それがそのまま自分の顔に落ちてくるところから)人に害を与えようとして、かえって自分に災いを招くことのたとえです。
これは悪口にも当てはまります。
悪口を言うと自分に跳ね返ってきます。
口は災いの元です。
悪口を言いたくなったときは、本当に言ってもいいのかよく考えたほうがいいでしょう。
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