世の中には人の悪口ばかり言っている人もいれば、反対に絶対人の悪口を言わない人もいます。
誰でもつい人の悪口を言ってしまうことはありますが、絶対に悪口を言わない人はどんな心理をしているのでしょうか。
今回は悪口を言わない人の心理や特徴について考えてみます。
悪口を言わない人の特徴
まずは悪口を言わない人の特徴から考えてみます。
謙虚な人
他人の助言や忠告などを素直に受け入れる謙虚な人は、人の悪口も言いません。
悪口を言う人はそうした助言や忠告を自分への悪口と受け止めてしまい、さらに悪口を言い返してしまう傾向があります。
謙虚な人はそれらをすべて受け止めてしまうので、悪口も言わないのです。
また、すべて受け入れたからと言って、助言や忠告に振り回されることもありません。
謙虚な人は自分を保つことが出来るしっかりとした芯を持っているので、助言はそのまま受け止めるのではなく自分なりに消化することが出来ます。
この芯の強さも悪口を言わないことにつながっているのかもしれません。
傲慢さのない自信家
自分に自信のある人は傲慢になりがちですが、傲慢さのない自信家は人の悪口は言いません。
反対に自分に自信があり傲慢な人は、自分よりも評価の高い人に対して悪口を言っておとしめようとします。
つまり傲慢さがなければ、自分に自信があっても悪口を言わないのです。
ポジティブで人の良い面を見る人
悪口を言う人はネガティブな考え方をするので、他人の悪い面ばかりに目をつけて悪口を言います。
しかし、元々の性格がポジティブな人は、他人の良い面ばかり見るのでそもそも悪口につながることがありません。
ポジティブでない人は、たまたま人の悪いところが目について悪口を言うことがありますが、ポジティブな人はそうした悪口を言うことがないのです。
また、ポジティブな考え方をしていると他人をうらやんだり妬んだりするということもありません。
悪口の多くは他人への妬みや、そねみが原因となることが多いので、ポジティブな性格な人は悪口を言わないのです。
悪口を言わない人の心理
次に性格的に悪口を言わないのではなく意識して悪口を言わないようにしている人の心理を考えてみます。
悪口は悪いことだと教えられて守っている
ほとんどの人は子供の頃は親から悪口を言うことは悪いことだと教わったはずです。
しかし、大人になるとそれを忘れて悪口を言うようになります。
もちろん自分が言った悪口が原因でトラブルになっても、子供の時とは違って自分で責任を取ることが出来るからだとも言えます。
しかし、中には子供の頃教えられたことが、自分の中では絶対的な基準となって悪口を言わない、言えないような人もいます。
いい悪いは別にして悪口をいってはいけないということを守り続けている人は存在しているのです。
悪口は自分に返ってくることを知っている
悪口をいわない人の中には経験上、悪口が自分に必ず返ってくることを知っている人もいます。
自分自身や知っている人が、悪口を言ったことでその悪口が自身に降りかかりトラブルになった経験があると悪口は言わなくなります。
中には次はもっとうまくやろうと考える人もいるかもしれませんが、たいていは悪口がブーメランのように返ってくること経験すると簡単に悪口は言わなくなります。
反省したと言うよりは自分の不利になるならやめようという考えの方が大きいでしょう。
客観的に見ることが出来る人
物事を俯瞰から客観的に見ることが出来る人は悪口は言いません。
悪口の大半は主観的な考えや感情的な理由から言うことが多いのです。
誰かと自分を比較することによって、嫉妬や妬みと言った感情が起こり、それが原因で悪口を言うからです。
その点他人と自分を比較することなく、客観的に判断できる人は悪口を言わない傾向にあります。
大事なのは、悪口を言う人も言わない人も、ちゃんと思考しているかどうかだと思います。
悪口を言う人も、頭の悪い人の悪口って「うざい、キモい」程度のほんとうに頭の悪い悪口しか言えないんですよね笑
まとめ
悪口を言わない人の特徴や心理はおわかりいただけたでしょうか。
自分はつい悪口を言ってしまうという人は、これを参考にして悪口を控える努力をしてみましょう。
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