人が悪口を言う理由


人はなぜ悪口を言って言ってしまうのか、その理由をまとめてみました。

単純に相手が嫌い

特定の人の悪口を言う理由としては、相手が嫌いという理由が最も多いでしょう。

好きな人はほめる、嫌いな人はけなすというのは、もっとも人間的な行動と言えるでしょう。

嫌いになる理由はそれほどたいしたことはありません。

いわゆる馬が合わない、なんとなく気に入らないといった漠然とした理由で人を嫌う人も多いのです。

人を好きになるのも嫌いになるのも感情的なことなので、理屈ではうまく説明できないことが多いですね。

自分より優れた人のあらを探したい

自分よりも優れた人がいると、すごいと思う一方で自分よりも悪いところを探してしまうのが人間です。

自分よりも劣っているところがあると安心してしまい、ついそれを広めようとして悪口を言ってしまうのです。

職場であれば出世争いのライバルの評価を、自分よりも低く見せようとして悪評を広めるのが代表的な例です。

ライバル関係はお互いに切磋琢磨するという意味では十分に有意義な関係になれますが、自分を高めるのではなく手っ取り早く相手を蹴落とそうとすると、それはライバル関係とは言えなくなりますね。

なぜなら、相手に対して努力しても自分が勝つことは出来ないと認めてしまっているので、悪口を言うといった姑息な手段をとるからです。

ライバルだというならば、自分の努力で相手を超えることが必要です。

ストレスの解消

悪口を言っている人の中にはストレスの解消のつもりで言う人もいます。

嫌いな人や気に食わない人の悪口を言うと、スカッとした気分になれると思っています。

確かに悪口を言うと脳内には快楽物質が放出されますが、同時にストレスホルモンも出ることがわかっています。

ストレスの解消と思っていることが、実は反対にストレスをため込むことになるのです。

しかし、一時的にしろ快楽物質が放出されるのは確かなので、それを求めて悪口を言い続けることになります。

結果としてストレスもたまり続けるので、悪口をやめるきっかけもなくなり依存症になってしまう可能性もあります。

>人が悪口を言う理由

人の悪口を言ってストレス発散しているのではないでしょうか。

>勝手なうわさを流す理由

これもストレス発散ですね。

自己中心的な愚かな人がすることですね。

人が悪口を言う理由勝手なうわさを流す理由教えてください。 – >人が… – Yahoo!知恵袋

秘密の共有で仲間を作る

過去の歴史を振り返ってみると、国内をまとめるために海外に敵を作るという政策をした為政者が数多くいます。

つまり共通の敵を作ることで仲間を結束させるという手法です。

同じ考え方で、特定の人物の悪口を言い合うことで仲間の結束を高めることが出来ます。

同じ人の悪口を共通の秘密とするので、同じ考え方をしている仲間を集めやすいという利点もあり、秘密を共有することで結束も高めることが出来ます。

しかし、こうした仲間作りはほんのちょっとしたことで崩壊する可能性も高いのです。

それは一人が裏切って悪口を言っていたことを本人にばらしてしまうと、それをきっかけに総崩れとなる可能性が高いからです。

悪口で固めた結束はうまくいくはずはありません。

なぜなら外に敵を作ることで結束を高めようとした為政者が、大成功したという話も聞かないからです。

コンプレックスを隠す

コンプレックスを持っている人はそれを隠そうとします。

周囲の人に自分の弱みであるコンプレックスを知られたくないので、他人の悪口を言うことがあります。

悪口を言っている方が言われている人よりも優位に見えるからですが、実際は悪口を言っている人の方が弱さを抱えているということになります。

コンプレックス自体は誰でも持っているものなので、それほど気にする必要はないはずです。

むしろ、コンプレックスをバネにして自分を高めることも出来るので、必要なものだとも言えるでしょう。

しかし、コンプレックスを克服しようとせずに、虚勢を張ることで周囲から隠そうとする人は、人の悪口を言うことで自分を見せかけだけでも強く見せようとするのです。

プライドの高さ

プライドも人には必要な要素で、プライドがあることは悪いことではないのですが、高すぎるプライドは時としてマイナスに作用します。

プライドが高すぎる人は自分以外の人が高い評価を受けていると、自分が低くみられている気がして相手の悪口を言って自分を上に見せようとするのです。

このタイプの人は相手は相手、自分は自分というように割り切ることが出来ず、自分と誰かを相対的に比較してしまいます。

これは自分に自信がないことも示しています。

自分に絶対的な自信がないのに、プライドだけは高いという人は人の悪口を言いやすいのです。

嫉妬心

他人を嫉妬する人も悪口を言います。

自分がやりたくても出来ないことをしている人や、自分が持っていないものを持っている人に対して、人はうらやましがったり嫉妬したりします。

嫉妬はうらやましいを通り越して、相手に対して憎しみを抱く強い感情です。

嫉妬心を抱く背景には「あの人にはかなわない」ということを認めたくないという強い気持ちがあります。

そのため、それまで自分よりも下だと思っていた人が評価されても、自分よりも優秀だと認めたくない人は嫉妬心を抱き、悪口を言って相手を落とそうとするのです。

悪癖

悪口を言う人の中には口を開けば悪口を言うような悪口が癖になっている人もいます。

息をするように嘘をつくという表現がありますが、まさに息をするように悪口を言うのです。

このタイプの人は特に趣味もなく得意なこともないので、会話のネタになるようなことを持っていません。

そのため、人のあらを探しては悪口を言うことが話の中心になります。

他人の悪口は話題としてはそこそこ盛り上がるので、悪口を言うことがやめられなくなり、周囲の人たちもあの人は悪口しか言わないという認識になっています。

本人も悪口を言っていることがいつものことなので悪気や悪意もなく、やめるきっかけもなくなっています。

SNS炎上したブログなどに悪口を投稿する人もこのタイプの人が多く、悪口が癖になっていて時間を持て余している人たちです。

まとめ

悪口を言う理由はどうでしたか?

自分にも当てはまるかもしれないと思った人は、悪口キャラが定着しないうちに一度自分を見直してみましょう。

悪口を言う理由に心当たりがあれば、それを直すことも不可能ではありません。

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