あなたは「天然」や「抜けてる」と言われたことはありますか?
言われたことがある人は、そのとき悪口を言われたと感じたでしょうか?
そもそも「天然」や「抜けてる」にはどんな意味があるのでしょうか?
今回は「天然」や「抜けてる」は悪口なのかどうかを考えてみましょう。
天然・抜けてるはどういう意味なのか
まずは天然と抜けてるの意味から考えてみましょう。
「天然」とは
「天然」は、人の力が加わっていない自然のままの状態という意味です。
これを人の性格を表す言葉として使う場合には、「周囲の人とは違う言動を取る」というニュアンスが含まれます。
「天然ボケ」と言われることもありますが、「ボケ」は漫才の役割のひとつでとぼけたことを言う人のことですね。
そのボケに対して突っ込みを入れるのが「ツッコミ」といわれる役割です。
漫才の場合は台本のようなものがあって決まったセリフを言いますが、「天然」と呼ばれる人は台本なしで自然にとぼけたことを言う人になります。
「抜けてる」とは
「抜けてる」はもともとは「頭のネジが抜けてる」という言葉があり、それを省略した言い方と思われます。
「頭のネジが抜けてる」「頭のネジが緩んでいる」は、ストレートに表現すると「頭が悪い」「頭の回転が鈍い」ということになります。
それを少しオブラートに包んで表現したのが「頭のネジが抜けてる」ですが、さらに省略したのが「抜けてる」という言葉になります。
天然・抜けてるは悪口?
基本的に天然も抜けてるも悪口だと言えます。
元々が「頭が良くない」「変わっている」という意味が含まれているので、決して褒め言葉ではありませんね。
むしろ、はっきりと悪口だと言ってもいいでしょう。
それではなぜ、割と明らかな悪口を、悪口ではないかもしれないと考える人がいるのはなぜなのでしょうか。
言葉は受け取り方しだい
天然と呼ばれるような人は、間違いなく論理的な思考の持ち主ではありませんね。
むしろ正反対の立場にいると言えるでしょう。
そのため、天然と言われても深く気にすることもなく、軽く流すようなところがあるので、悪口を言われたようには見えません。
「のれんに腕押し」や「糠に釘」の状態で、悪口が機能していないことが多いのです。
そのため悪口として言った人がいても、周囲からは悪口には聞こえないことが多いのも事実です。
まさに悪口は受取手しだいで悪口にならないこともあるのです。
悪口と取るかとらないかは本人次第。
悪口をして言わないケースもある
同じ言葉でも言った相手によっては悪口ではなく、むしろ褒め言葉になることがあります。
「天然」や「抜けてる」という言葉も、対象が男性の場合は悪口として言われることが多い気がしますが、若い女性が対象であれば悪口にならないケースが多いのです。
つまり天然の若い女性はギスギスした現代社会においては、むしろ癒される存在としてみられることがあります。
また、男性は自分よりも賢くて仕事が出来るキャリアウーマンよりも、少し抜けてる女性に惹かれる傾向があります。
そのため対象が若い女性であれば「天然」「抜けてる」という悪口も、褒め言葉や好ましい意味に変わってしまうのです。
悪口と思わずいい意味に取る
もしあなたが「天然」や「抜けてる」といった悪口を言われたとしても気にする必要はありません。
悪口を言われたと思って気にするよりも、ポジティブに受け止めて自分は周囲を癒やすような存在なんだと考えましょう。
悪口をそのまま受け取ってしまうと、ストレスがたまることになり精神衛生上も良くありません。
悪口でもポジティブに受け取ることで、ストレスをためることはありません。
そう考えればどのように受け止めた方がいいのかは一目瞭然ですね。
まとめ
天然や抜けてるという言葉は、本来は完全な悪口かもしれませんが、時代とともに言葉の意味が変わるように、今では癒やし系の女性を表す言葉としてもう使われるようになりました。
同じように他の悪口を言われたとしても、自分に都合がいいようにポジティブに解釈することでストレスをためたり、悩んだりすることはなくなります。
この対策方法で悪口を言われたときも乗り切ることが出来ますよ。
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