人の悪口を言う場合は対象者に対して憎しみや妬み、嫉妬などの感情があることがほとんどです。
しかし、中には悪口の対象者にさほど興味がない、対象者をよく知らないという場合でも悪口を言う人がいます。
特にSNSでの誹謗中傷はこのパターンに当てはまるのではないでしょうか。
今回はよく知らない相手に対して悪口を言う人について考えてみましょう。
よく知らない人の悪口を言う心理とは
悪口を言う原因にその人に対する感情がある場合は、少なくても悪口の対象者とは何らかの個人的な関係が存在するはずです。
しかし、SNSでの誹謗中傷では個人的に関係があるとは思えない人に対して悪口を言っている人がほとんどです。
知らない人の悪口にはどのような心理があるのでしょうか?
歪んだ正義感
正義感というのは少年漫画では絶対的のもののように描かれていますが、現実の世界では絶対的な正義は存在しません。
もちろん法律違反は悪だと言うことが出来ますが、それですら国が違えば悪にはならないケースさえあります。
たとえば芸能人が浮気をすると、その芸能人を誹謗中傷する人がSNSに集まって悪口を言います。
誹謗中傷する人は自分が正義であると信じて悪口を言いますが、浮気をしたというのは当事者の問題であって正義や悪でくくられる話ではありません。
浮気は犯罪ですらないのですから、悪だと感じるのは浮気をされた人とその親しい人だけのはずです。
それをまるで当事者のように誹謗中傷する人は、ゆがんだ正義感に基づいていると言えるでしょう。
自分の強さ賢さを示すため
掲示板などである人が意見を言ったとします。
その意見が詳しい人から見ると稚拙な内容だった場合、ここぞとばかりにその人の悪口を言う人がいます。
たまたま自分がその話題に詳しく知識もあるため、自分が賢いことを示すために悪口を言っているのです。
このタイプの人は賢いのではなく単に知識を持っているだけの人です。
本当に賢い人は自分の知識はひけらかさないものです。
しかも知識をひけらかす人は、限定的でいわゆるニッチな知識を持っている人で、一般的な人は知らない知識を持っていることを自慢します。
そうしたニッチな知識を自慢する人ほど一般的な常識を持っていない傾向にあるので、知識を示すために傲慢な態度を取るのです。
何も考えず軽い気持ちで
SNSでいわゆる炎上をするケースでは、不特定多数の人が集まって誹謗中傷を繰り返します。
その中には何も考えずに軽い気持ちで悪口を言っている人が、相当数含まれています。
誹謗中傷された人が自殺まで追い込まれたケースでは、誹謗中傷に参加した2名が特定され侮辱罪で略式起訴されています。
この2名が誹謗中傷した理由は特になく、ほんの軽い気持ちで参加したことがわかっています。
SNSは匿名で利用できるため、何も考えずに面白そうだからという理由だけで誹謗中傷する人も増えました。
しかし、現実的に起訴されている人がいることからわかるように、これからは軽い気持ちの誹謗中傷でも罰せられる時代になったのです。
小学生が悪口を言うように「みんなが言っているから」という言い訳は通用しないのです。
ストレス発散
誹謗中傷する人の中には自分のストレスを発散するために悪口を言う人もいます。
ストレスを抱えている人が何か発散できることはないかと考えているときに、炎上しているSNSを発見して参加したようなケースです。
なぜ炎上しているのかも関係なく、とにかくストレス発散のために罵詈雑言を並べ立てているだけの人です。
そのため悪口には内容がない、ただ単語を並べているだけのものが多いという特徴があります。
いわゆる典型的な「尻馬に乗る」という状態のことですね。
「羨望」ではないと思います。
質問者さんの言われる通りで相手が怒ったり悲しんだりをしているのを見て楽しみストレス発散している 一部の暇でどうしようもない性格の輩でしょう。
誹謗中傷内容も具体性が無く非常に「単語的な言葉」が多く表現力にも乏しい知識の少ない人間が多いですね。
まとめ
SNSが普及してから他人への悪口の方法が増えた、と勘違いして利用する人が多くなったような気がします。
これは匿名性の高さが大きな原因だと思われます。
しかし、その匿名性は第三者の権利を侵害した場合には守られることはありません。
SNSは自分のストレスの発散場所や、自分の賢さを自慢する場所でもないのです。
お互いの意思を疎通するためのコミュニケーションの場であるという原則を忘れずに利用しましょう。
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