飲み会に参加したら悪口大会になってしまい、翌日二日酔いとともにものすごく後悔したことはありませんか?
悪口は周囲の悪口につられて言いやすくなったり、妙な仲間意識が芽生えたりするものです。
しかし、息をするように悪口を言うようになってしまうと、いつの間にか孤立してしまう危険性があります。
悪口を言ったことを後悔しているあなたは、まだ悪口依存症にはなっていないはずです。
悪口を言った後は適切に対処しましょう。
悪口を言って後悔した後の対処法
悪口を言ってしまったことは、もうやり直すことはできませんね。
後悔しているあなたは、基本的には優しい性格をしているのではないかと想像することができます。
相手のことを何も考えていない人であれば、悪口を言ったとしても反省や後悔はないはずです。
そんな優しいあなたは、悪口を言ったことで自分も傷ついてしまっています。
相手への対処と同時に自分にも対処する必要があります。
素直に事実を伝えて謝る
基本的にはたとえ悪口の対象者に悪口が伝わっていないとしても、飲み会で盛り上がって悪口を言ってしまった、ごめんなさいと謝罪することができればベストですね。
本人は聞いてもいない悪口で謝られても困るかもしれませんが、後で人づてに聞くよりはいい対処方法となります。
もちろん悪口を言ったことが伝わった後でも、素直に謝ることは必要です。
しかし、事前に謝罪することで人づてに聞いてもそれほど大きな怒りにはつながらない可能性があります。
それでも、自分から謝るというのはハードルが高いと感じるのであれば、少なくても自分の心の中で相手に謝罪しておきましょう。
これは相手への対処法と言うよりは、むしろ自分の精神状態への対処法と言えます。
最低な人間だと気づいた人こそ、必ずいい人間になれるのですよ。
最低な人間だと気づかずに、逆に自分は立派な人間だと思っている人こそ、高慢な人なのです。
相手の良いところを見つける
悪口を反省するのはいいことですが、その前に悪口を言ってしまうことにも問題があります。
これをきっかけに悪口を言わない性格に変えてみましょう。
悪口を言う人は人の悪いところを見る目をしています。
つまり考え方がネガティブになっているので、人の悪いところばかり見てしまうのです。
そのため、悪口を言わないようにするためにはポジティブな考え方を定着させましょう。
人には悪い面も良い面もあり、悪いところだけしかないという人はいません。
仮にいたとしてもそういう人に無理に近づく必要もありません。
ただし、そういう人に対しても悪口を言わず、距離を置くだけにしましょう。
例外を除いては人は必ず良い面を持っていると考えて、悪口を言いそうになったらその人の良い面を考えるようにします。
そうした考えでいれば、自分の悪口を言った人に対しても良い面を見つけることができ、悪口を返そうとは考えなくなります。
もちろん今までネガティブな考え方をしてきた人が、急にポジティブな思考に変えることは難しいかもしれません。
切り替えるひとつの方法として、頭の中で考えるだけでなく文章にして文字として認識することも効果的です。
たとえば、日記をつけて見るのもひとつの方法ですね。
嫌なことがあっても、ポジティブな面を必ず見つけ出して文字として記入してみましょう。
頭の中だけで考えているよりも効果が高くなります。
ストレスを解消する
つい人の悪口を言ってしまう、悪口を言うことが癖になっているという人は、自分の中でストレスがたまっているのかもしれません。
たまったストレスを解消するために悪口を言って、悪口を言ったことでまたストレスをため込んでしまうのです。
慢性的に悪口を言ってしまう人は、他の方法でストレスを発散してみましょう。
最も簡単な方法は、運動や趣味でストレスを発散させることです。
悪口を言う人は無趣味で他にやることがない人が多いものです。
これをきっかけに悪口以外でストレスを発散できるものを探してみましょう。
運動や趣味が楽しくなれば悪口を言う暇もないくらい充実した生活になりますよ。
まとめ
悪口を言って反省したり、後悔したりする人はまだ十分にやり直しがきく状態だと考えましょう。
自分なりに今後悪口を言わなくする方法を考えてみるだけでも十分な効果があるはずです。
後悔するだけでなく、失敗を次に生かす方法を考えることが大切です。
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