悪口は聞かないことが原則ですが、職場では上司の愚痴に付き合わなければいけないこともあるでしょう。
現実的にはすべでの悪口をシャットアウトすることは難しいのも事実です。
今回はどうしても必要なときのために、上手な悪口の聞き方を考えてみましょう。
悪口には2つのタイプがあります。
1.明らかに悪口を言われている人が悪い
2.話し手が個人的に嫌っている
1の場合は悪口を言われても仕方がないと思いますが、2の場合は悪口を言われている相手に会ってみるといい人だったりします。
もし悪口を聞かされたらどっちなのか見極めたいですね。
— ムソムソ心理学【人間関係の悩み】やっかいな人はこれで解決! (@yakkainahito) September 13, 2021
悪口を否定も肯定もしない
生真面目な性格の人によくあることですが、悪口を言っている人に対して悪口の内容を完全に否定したり、反対に悪口を言っている人の悪口を言ったりすることはやめましょう。
トラブルになるだけで誰も得をしません。
悪口をストレートに否定してしまうと、それを言った人を非難することになります。
人は自分が言ったことが否定されると、自分そのものを否定されたように感じます。
それではどうしたらいいのかというと、フォローの部分をあなたがしてあげればいいのです。
「○○は時間にルーズで遅刻ばかりして困る」という悪口を相手が言ったら、
「〇〇さんはそんなところがありますね、でもこの間〇〇さんには仕事で助けられたので悪い人ではないと思います」
というようにフォローしてあげましょう。
このときに強く否定せずに、かといってはっきりと同調せずに相づちを打つことが大切です。
はっきり肯定してしまうと、心理的に自分も〇〇さんのルーズさを肯定したことになって、〇〇さんへの印象が自分の中で悪くなってしまいます。
それを避けるためにもはっきりと肯定しないことが重要です。
悪口に関する名言
悪口を聞くときはあいづちを打たず、視線はそらし気味に。話が尻すぼみになったところで、新しくできたお店の話など、話し手が興味を持ちそうな話題を提供しましょう。イヤな雰囲気になることなく流れを変えられます
—ゆうきゆう—精神科医で心理学者による具体的対策法。
— ムソムソ心理学@悪口は災いの元 (@yougaku80) January 29, 2021
悪口は適当に相づちをうちます笑
こっちが相手にしないとだんだんと相手も言ってこなくなるので楽ですよ笑
話題を切り替える
相手によっては悪口がエスカレートしてとまらない人もいます。
このタイプの人には話題を切り替えることで対応しましょう。
もともと悪口を言い続ける人はデリケートな神経をしていないので、やんわりたしなめても効果はありません。
笑いながら「そこまで言ったらまずいですよ、ところで・・・」などと多少強引に話題を切り替えるくらいでちょうどいいでしょう。
また「××さんだったらどうしました」と問いかけて、悪口を言っていた人に話題を振るのも効果的ですね。
悪口を聞きたくなかったら、会話の中に出てきた言葉を拾って違う方向に話を広げてみるのです。「〇〇といえば、最近TVでこんな話を聞いたんだけど・・・」などと話題をそらしてみましょう。
いつも悪口を聞かされていてうんざりしていませんか?
悪口をやめさせる効果的な方法があります。
「そんなに嫌なら本人に直接言ったら?」と言いましょう。
これで悪口はピタッとやみます。
— ムソムソ心理学【人間関係の悩み】やっかいな人はこれで解決! (@yakkainahito) September 13, 2021
まとめ
上手な悪口の聞き方はおわかりいただけたでしょうか。
悪口はマイナスのコミュニケーションとも言われていますが、ときには避けられないことがあります。
なるべく悪口には関わらない方がいいですが、どうしても避けられない場合は上手に対処をするように心がけましょう。
悪口にまともにぶつかってしまってはケガをするだけです。
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