自分の子供が悪口を言ったときの対処法:一方的に叱らない・相手の気持ちを教える。親も人の悪口を言わない。子供が友達から悪口を言われて落ち込んでいるときの対処法:流さない・親はなるべく介入しない・気にする必要がないことを教える。

悪口を言う子供への対処法

悪口を言うのは大人だけとは限りません。

子供でも小学生くらいになると友達の悪口を言い始めます。

子供は悪気がなく悪口を言うことが多いのですが、悪口を言われた子供は大人よりも傷つきやすいのは間違いありません。

また、子供は相手に対する配慮や遠慮がまったくないので、容赦のない悪口を言うことも多いでしょう。

自分の子供が友達の悪口を言ったとき、あるいは自分の子供が友達から悪口を言われたときはどのように対処したらいいのでしょうか。

今回は双方の親の立場から考えてみましょう。

自分の子供が悪口を言ったときの対処法

まずは自分の子供が友達の悪口を言ったときの対処法を考えてみましょう。

一方的に叱らない

自分の子供が友達の悪口を言ったのを聞いてしまうと、親としてはショックが大きいのでつい叱ってしまうのではないでしょうか。

しかし、悪口を言うのには必ず子供なりの理由があります。

それを確認しないで一方的に叱ってしまうと、自分の子供に対してストレスを与えることになります。

まずは子供に話をさせて、感情を発散させて落ち着くのを待ちましょう。

感情的になっている状態で、一方的に叱るのは状況を悪化させるだけです。

子供が落ち着いたら悪口を言った理由や背景について聞きましょう。

悪口を言ったことは悪いことですが、悪口を言うほどの理由があり、悪口を言う前に子供が傷ついている可能性が高いのでその点を慰めてあげましょう。

悪口を言うことはダメだと、あとでしっかり言い聞かせればいいのです。

相手の気持ちを教える

子供に悪口を言うことはいけないことだと分かってもらうためには、一方的に悪いことだと決めつけずになぜ悪いのかを言い聞かせる必要があります。

子供でも分かるように説明するのは簡単ではありませんが、自分が悪口を言われたときにどう思うのかを考えさせましょう。

悪口を言われたら嫌な気持ちや悲しい気持ちになるということを、相手の立場に立って考えさせるのです。

そうすれば相手の気持ちが分かるので、悪口は良くないことだと理解できるようになります。

このような教え方をすれば、相手の気持ちが分かる共感力が高い子供になります。

親も人の悪口を言わない

子供は親がすることをマネすることでいろいろなことを覚えていきます。

そのため、親が悪口を言うのを聞いている子供ほど悪口を言うようになります。

特に学校の先生について親が悪口を言ってしまうと、先生を尊敬するどころがバカにするようになります。

小さい子供がいる家庭では人の悪口は極力言わない、少なくても子供の前では絶対に言わないように気を付けましょう。

悪口を言われた人に言ってしまうのではの心配より、子供は親の真似をするから、もう少し大きくなるといじめとか、指を指される可能性もあるので、優しい子に育つように??

旦那が、人の悪口を子供の前で言うのをやめてくれないのですが、どうしたらいい… – Yahoo!知恵袋

子供が友達から悪口を言われて落ち込んでいるときの対処法

子供が友達から悪口を言われて落ち込んでいる場合は、どんな言葉をかけたらいいでしょうか。

流さない

まずどんな悪口を言われたのか、どんな状況だったのかを聞きましょう。

よくあることであれば親は安心して流してしまうことがあります。

しかし親にとってはたいした悪口ではなくても、子供にとっては大きなショックを受けたかもしれません。

どんなにささいなことであっても子供の話を真剣に聞いて、子供の気持ちに共感してあげましょう。

親はなるべく介入しない

子供の気持ちに共感するあまり、悪口を言った子供の家まで行ったり、先生に報告したりする親もいます。

しかし、ある悪口でそこまですると、かえって自分の子供の立場が悪くなる可能性があります。

告げ口をしたと思われれば孤立する可能性もあります。

よほどのことがない限り親は介入しないで、子供の気持ちに寄り添いましょう。

ただし、明らかにいじめと思われるときは、子供に先生に話すことを伝えてから、先生に事実を伝えて調査・指導してもらいましょう。

気にする必要がないことを教える

ささいな悪口を言われた場合は、スルーすることを教えてあげましょう。

また、悪口を言う子供は無視することを教えてあげましょう。

悪口を言って喜んでいる人は、何も反応を示さないと面白くなくなって次第に悪口を言わなくなるものです。

そのことをしっかりと教えれば、次第に悪口も気にならなくなるでしょう。

そこで親が出ていくのは過保護だと思います。

「あなたがダサくない、キモくないことはお母さんが保証してあげる。

他の子は言ってないんだし。

そんなことを言う子は、人を嫌な気持ちにさせることを楽しいと思う可哀想な人なのよ。

嫌な気持ちになるのはわかるけど、あの子は可哀想だな、と思っていなさい。

それから、その子がどう言っていたか教えてくる人がいたら、『そんなこと聞きたくないから言わないで』って伝えなさい」と言う程度に止めるべきだと思いますね。

一人に陰口叩かれたくらいで親がしゃしゃり出ていては、打たれ弱い子になりますよ。

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まとめ

子供同士の悪口は言った子供の親も、言われた子供の親にとっても頭の痛い問題です。

しかし、それぞれの立場で子供の気持ちに寄り添って適切に対処しましょう。

悪口を言われた子も悪口を言う立場になるかもしれませんから。

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