自分が言った悪口を本人に告げ口されたことはありませんか?
告げ口をされると、当然人間関係にヒビが入ります。
たちが悪いことに告げ口をする人は、自分が言ったことをそのまま伝えるとは限りません。
告げ口した人に悪意があれば、悪口を大げさにして告げ口をすることもあります。
もし悪口を直接本人に聞かれた場合はその場で弁解することができますが、告げ口の場合は告げ口されたことも知らずにその人との人間関係が破綻することもあります。
今回は告げ口する人はどのような心理で本人に告げ口をするのか、紹介します。
告げ口をする人の心理
なぜ悪口を告げ口をするのかその心理を考えてみましょう。
告げ口相手によく思われたい
告げ口の理由としてまず考えられるのは、何らかの理由で告げ口相手によく思われたいという気持ちがあるでしょう。
「〇〇さんがこんな悪口を言っていた」と告げることで、私はあなたの味方だと言うことを印象づけたいのです。
女性の間では仲良しグループがいくつかできる傾向があり、自分が仲良くしたいグループのリーダー格に告げ口をすることが考えられます。
男性でも社内派閥があれば、対立派閥のリーダーに告げ口をすることで自分の印象を良くすることができます。
告げ口する人の中には性別に関わらず、自分の印象を良くするために告げ口をする人もいるのです。
もめ事が好き
自分に得がないのに告げ口をする人もいます。
その場合は単にもめ事が好きで、自分は当事者にならず他人がもめているのを見るのが楽しいという人です。
つまりもめ事を発生させるために告げ口をします。
ある意味では悪口を言う人よりも性格が悪いと言えますね。
こういう人はTVのワイドショーなどを見て、芸能人のもめ事を楽しんでいる人が多いでしょう。
仲間を増やしたい
人は情報を共有することで仲間意識を持つことがあります。
告げ口する人は、悪口だけでなく特定の人物の情報を提供し共有することで自分の仲間を増やしたいと考えています。
この場合は自分が得をするというよりも、自分が孤立することを恐れていて、情報提供することで孤立を避けているといったほうがいいかもしれません。
しかし、それもやり過ぎてしまうと、告げ口をする人だというイメージが定着して、むしろ孤立する原因にもなります。
おしゃべりが好き
告げ口をする人の中には自分の損得に関係なく、単に口が軽いおしゃべりな人もいます。
この手のタイプは自分しか知らない情報を黙っておくことができず、悪口を言っていた人が口止めするとしゃべりたくなります。
そして、面白い情報がないかどうか自分から探したり、聞いて回ったりする人が多いのが特徴です。
告げ口を避けたいのであれば、そもそもおしゃべりな人の前では人の悪口は言わない方が得策です。
告げ口した相手によく思われたい
悪口を言っていた相手に悪意や敵意を持っていて陥れたい
自分の仲間を増やしたい
告げ口して火種投下で対岸の火を楽しみたい
単純に黙っていられない
告げ口をする人への対処法
基本的に告げ口をやめさせるのは困難です。
なぜなら人の口には戸を立てられないからです。
むしろやめるように言うとエスカレートする可能性があります。
ですから人に広められたくないことは、最初から言わないことを心がけるしかありません。
悪口を言わない
そもそも告げ口をされて困ることは、言わないことが大切です。
また、自分から悪口を言わなくても、悪口を言っている場所にいないというのも重要です。
自分が悪口を言っていたと告げ口をされても、その場にいたのであれば言い訳もきかなくなります。
聞くことに徹する
悪口を言っている場所から離れるきっかけを失ってしまった場合は、その場にいても自分から話をせずに聞くことに徹しましょう。
一度でも自分から話題を振って、悪口が盛り上がってしまったら、悪口を言った中心人物になってしまいます。
聞くだけに徹していれば、後で告げ口されても悪口には同意していなかったと言うこともできます。
告げ口を聞いても無視する
もし告げ口を聞いてもまとも取り合わず無視することです。
告げ口をする人は相手の反応を見て喜びます。
何の反応がなければ、面白くないので次にあなたに告げ口をすることはなくなります。
告げ口する人の目的というのは、相手と揉めさせる目的が大半だと思いますよ。
もし親切心で言ってくれてるのなら、あなたが確認すると言った時に止めませんしね。
おそらく告げ口した人もABと一緒に悪口言ってた可能性が高いと思います。
無視すれば良いのではないでしょうか?
まとめ
悪口を言う人がいれば、その悪口を告げ口してもめ事を広げようとする人もいます。
まったく人間関係には嫌になってきますが、社会人として生活するにはその人間関係がもっとも重要になります。
告げ口する人にもうまく対処して、自分からトラブルを起こすことは避けましょう。
どんなに他人の悪口を言っても、その悪口が本人の耳に入らなければ本人は安穏と過ごすことができます。
告げ口をすることで本人の気分を害します。
ということを考えると、本当に悪い人は悪口を言う人ではなく告げ口をする人です。
他人の悪口を聞いても告げ口はしないことを心がけましょう。
— ムソムソ心理学【人間関係の悩み】やっかいな人はこれで解決! (@yakkainahito) February 8, 2021
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