マウントを取るという言葉を聞いたことがあるでしょうか？
ゴリラやチンパンジーが他のサルの背中にのしかかって、自分の立場が上であることを示す行為をマウンティングと言います。
「マウントを取る」はここから派生した言葉で、自分が上であることを示すために言葉で威圧することを言います。
マウントを取りたがる人は男女関係なく存在しています。
マウントを取るときは主に言葉で相手を威圧するので、そのときには悪口なども口にすることになります。
今回はマウントを取る人と悪口について考えてみましょう。
マウントを取る人の特徴と悪口
マウントを取る人にもいろいろなタイプがあります。
その特徴と悪口について考えてみましょう。
傲慢な人
マウントを取る人のイメージと言えば真っ先に傲慢な人というイメージが浮かびます。
傲慢な人は自己中心的な性格をしているので、自分は人の上に立つべきだと考えています。
そのため周囲を見下すような態度を取ります。
その結果、自分よりも評価される人がいると、それだけで許せなくなるので、相手をおとしめるための言動を取ることになります。
悪口によって相手の評価を下げることもそのひとつです。
完璧主義者
完璧主義の人も周囲から見るとマウントを取っているように見えます。
完璧主義者には「○○はこうあるべき」という固定観念を持つ傾向があります。
そのため自分の考えている固定観念から外れている人を見ると、頭から否定してしまうのです。
そのため否定された人はマウント取られたように感じてしまいますが、完璧主義の人にとってはごく当然のことを指摘しただけという意識しかありません。
この場合は悪口でマウントを取るというのとは少し違いますね。
負けず嫌い
完璧主義者には負けず嫌いの側面がありますが、この負けず嫌いの性格が強い場合は、はっきりとマウントを取るという言動が多くなります。
負けず嫌いが強すぎると自分より上だと思われる人に対して、自分が上だと示そうとします。
その結果、悪口などでマウントを取る行動に出るのです。
負けず嫌いがプラスに作用すれば、より自分を高めるきっかけにもなりますが、マイナスに働いてしまうと相手を落とすことしか考えなくなります。
生産性が低い行為としかいいようがありません。
単に優越感に浸れるからじゃないですかね。
生産性云々とか考えてる人なら、マウント取るようなくだらないことはしないと思いますよ。
嫉妬深い
嫉妬深い人は自分よりも優秀な人を見ると、自分の方が上だと思いたいためにマウントを取りに行きます。
少しでも相手の弱点だと思われることを言うことで、自分の優位を保ちたいのです。
このタイプの人も悪口によってマウントを取るタイプです。
マウントを取るために悪口を言う人への対処法
不幸にも職場などにマウントを取る人がいて、自分がその対象となったときにはどうしたらいいのでしょうか？
対策法も考えてみましょう。
相手をほめてみる
マウントを取るために悪口を言う人は、あなたを憎んでいて悪口を言う人とは少し違います。
自分があなたよりも上だと言うことを周囲に示したいためにマウントを取ってくるのです。
そこで感情的に反応してしまっては相手を刺激するだけで、マウントを取ることをやめさせることはできません。
むしろ、相手をほめることで自分はあなたよりも下ですよと認めているような態度をしてみましょう。
本当にそう思う必要はなく相手にそう思わせるだけなので、あなたのプライドも傷つくことはありません。
どちらに実力があるのかは周囲の人や上司が判断するので、あなたは自分にできることをしていればいいだけです。
距離を取る
相手をほめてもマウントが止まらないときは、物理的に距離を取るしかありません。
しかし、マウントを取る人が同じ職場のグループなどであれば、距離を取るのも難しいことがあります。
その場合は仕事以外のプライベートで距離を取るようにしましょう。
職場では嫌な目に遭うのも給料のうちと、むしろ開き直るときが楽になるかもしれません。
マウントを取る人は自分よりもあなたが上だと思っているから、必死に自分を上に見せようとしてくるのです。
そう考えるとむしろ相手が哀れに見えてくるでしょう。
そんな人に踊らされて疲れるだけ損だと考えて、なるべく割り切って気にしないようにしましょう。
マウントを取る人と口論になったりしないために、自分が広い心を持つのが大事だと思うんですが、心を広くため待つためには｢相手は可哀想な奴だ｣、｢余裕が無いんだ｣って思うことが心を広く持てるようになるコツだと思うんですよね。
まとめ
マウントを取るために悪口を言ってくる人も、結局は自分に自信がない弱い人です。
虚勢を張らなければ自分を保てない人と考えましょう。
そんな人をまともに相手をしていても時間の無駄です。
マウントを取る人とはなるべく距離を取って近づかないよう心がけましょう。
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