悪口を言う人は悪い人で、言わない人はいい人?


人は悪口を言う人は悪い人で言わない人はいい人、というステレオタイプの見方をしてしまいますが、本当の言葉通りなのでしょうか。

悪口を人前で言わなくても心の中で思っている人も当然いるはずですね。

反対に口が悪くて悪口を言っているような人でも、相手のことを心配していると言うケースも考えられます。

今回は本当に悪口を言う人は悪い人で、言わない人がいい人なのかを検証してみたいと思います。

悪口を言う人は悪い人?

まずは悪口を言う人が悪い人かどうかを考えてみましょう。

ほとんどの悪口は自分のため

悪口を言う理由を考えてみると、悪口を言う人のほとんどは自分のため、自分が有利になるため、あるいは自分が楽しいから悪口を言っています。

もしくは、ストレス発散やすっきりするためという理由で悪口を言う人もいるでしょう。

職場で悪口を言う人はライバルの悪評を広める目的で陰口をたたく人もいるので、これは典型的な自分のための悪口と言うことができますね。

こうした悪口を言う人は悪い人なのかというと、一般的には悪い人と言えるでしょう。

少なくても自分の私欲や利益のために相手を悪口でおとしめるというのはよいことだとは言えないでしょう。

特に悪口を言われた人にとっては、悪口を言った人は悪人と思えるのは間違いありません。

しかし、中には悪口をいうことになった原因を考えてみると、必ずしも悪い人思えない場合もあります。

上司の悪口を言う人は悪い人ではないこともある

職場で上司の悪口を言う人は、どんなときに悪口を言うのかを少し考えてみましょう。

もちろん面と向かって悪口を言う人はほとんどいませんが、飲みに行ったときに上司の悪口や愚痴を言う人は少なからずいるでしょう。

その悪口は上司に叱られたけれども自分は悪いと思っていない、上司のやり方は間違っている、今の上司は無能だなどいろいろあります。

しかし、その悪口を言った背景にもっといい仕事をしたい、会社の利益を上げたいと言う思いがある場合は、必ずしも悪い人とは言えないでしょう。

その場合の悪口は上司のやり方や考え方への批判であって、上司の人間性を否定しているわけではないからです。

このように相手の悪口と言うよりも、きちんと理由のある批判をしている場合は悪い人ではないと断言しても問題はありません。

つまり悪口の内容や悪口を言った理由によっては、必ずしも悪い人だとは言えないケースもあるのです。

悪口を言わない人はいい人?

それでは次に悪口を言わない人について考えてみましょう。

悪口を言わない人のタイプ

悪口を言わない人には2つのタイプがあります。

一つは人前や目立つところで悪口を言わない人で、実際は目立たないように悪口を言っている人ですね。

この場合は悪口の内容にもよりますが、悪口を言う人と同じ評価をしていいので、ほとんどの場合は悪い人と言えます。

また、悪口を言わない人のもうひとつのタイプは、悪口は絶対に悪いことだと信じていて、悪口を本当に言わない人です。

心理学者のフロイトが「超自我」と呼んでいる「自分の行動を監視する良心に基づくルール」があります。

これは自分で決めた規律のことで、悪口は言わないという規律を定めて行動している人も存在するのです。

こうした人のことを超自我支配の人と呼びます。

超自我支配の人は悪口を言わないようにするために、人のよい面だけを見ようとする傾向が強くなります。

また、人の悪口にも嫌悪感を示すので、ある人の悪口を言うと「彼はそんな人じゃない」とむきになって否定することもあります。

相手のよいところをだけを見るというのはいいことのように思えますが、人はいい面ばかりを持っているわけではありません。

よい面も悪い面も含めてその人ができているのです。

よいところだけを見る人はその人の表面だけを見ていると言ってもいいのです。

超自我支配の人は悪い人ではありませんが、良い人だとも言い切れないですね。

どちらの場合もありますね。

悪口を嫌悪していて、人を悪く言っている人を嫌悪している。

だから、自分は悪口は言うまいと、自分に科している場合。

一方、人との出会いや、交際の中で、ネガティブ感情からは入らず、常にポジティブ感情を持って居るタイプ。

いわゆるお人好し。

いつも人の悪口をいわない人という人がいます – こういう人は、本当は言いたい… – Yahoo!知恵袋

悪口を言えない人

悪口を言わない人には言わないという意思が感じられますが、中には悪口を言えない人もいます。

悪口を言う人は自己主張が強い人が多いですが、悪口を言えない人は反対に主張できない人、弱い人ということもできます。

悪口を言えない人は表面的にはいい人に見えますが、積極的に人間関係をよくしよう、自分自身を向上させようという意思がありません。

無害な人ということはできますが、プラス指向ではありませんね。

まとめ

世の中にはドラマのような勧善懲悪がないのと同じで、悪口を言うから悪い、言わないからいいという単純なものではないようです。

また、いい人悪い人は相対的なもので、ある人にとってはいい人でも他の人にとっては悪い人というのはよくあることです。

悪口を言うかいわないかだけで単純に人を評価・判断しない方がいいですね。

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